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バロックジャパン、渋谷に自社編集型ショップ「シェルター」旗艦店

初の路面店で同業態の旗艦店となる「SHEL’TTER 渋谷店」の外観

初の路面店で同業態の旗艦店となる「SHEL’TTER 渋谷店」の外観

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 バロックジャパンリミテッド(目黒区青葉台4)は4月29日、渋谷・公園通りに自社ブランド編集型ショップ「SHEL’TTER(シェルター)」の旗艦店「SHEL’TTER 渋谷店」(渋谷区神南1、TEL 03-3464-6699)をオープンする。

チャリティーTシャツをデザインした冨永愛さんら

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 「moussy」「SLY」など「SHIBYA109」(道玄坂2)でも人気のブランドを展開する同社が、ウェブストアや通販マガジンを連動させ、各ブランドの商品を「顧客のニーズに合わせ、さまざまな表現を用いて最適な販売方法」で提供する「マルチチャンネルビジネス」として展開しているシェルター事業。自社ブランドの「セレクトショップ」と位置付ける。

 1号店となる「梅田HIP FIVE店」(大阪市北区)を2004年にオープンして以来、現在までに横浜、博多など主要都市のファッションビル・百貨店に5店舗を展開。6店舗となる渋谷店は初の路面店で、同業態の旗艦店として「国内外へ向けた情報発信基地」を目指す。

 店舗面積は1階=94.54平方メートル、2階・3階=各113.18平方メートルの計320.9平方メートル。ファサードは立地の良さを生かし、ウインドーを大きく取り歩行者へアピール。店内は、フロアごとに「異なるテイスト」を打ち出す。白を基調にした1階では、新商品の打ち出しも行っていくほか、moussyの「アメカジ」をベースにした2階は木目を基調に仕上げ、3階は白やウッド、ピンクを基調に「ガーリー」なテイストに仕上げた。

 フロア構成は1階=「SLY」「SHEL’TTER ORIGINAL」、2階=「moussy」、雑貨類、3階=「rienda」「RODEO CROWNS」をベースに、流動的に商品構成を変えていく。商品は各ブランドの単独店と同じ価格で販売する。2009年春夏コレクションから展開しているシェルターオリジナルの中心価格帯は、カットソー=2,900円~3,999円、ジャケット・ワンピース=1万円弱、チュニック=6,900円~7,900円ほか。

 オープン企画の一環として、同社が東日本大震災の復興支援を目的に展開する「BAROQUE “All for JAPAN” PROJECT」に賛同した著名人がデザインしたチャリティーTシャツを販売。長男の手をデッサンしたという「手で作ったハート」をデザインしたモデルの冨永愛さん、「We are One」の文字をデザインした女優の仁科仁美さん、ハートの中に日本の地図をデザインしたモデルのメロディー洋子さん、新曲の歌詞の一部をプリントした歌手の青山テルマさんなど7人が参加。販売開始は5月中旬を予定。価格は各2,900円(一部キッズデザインあり、1,900円)。その他を含め、チャリティーグッズの売り上げは全額日本赤十字社へ寄付する。

 「(震災後)予定通り開けるべきか悩んだが、これは私たちの一つの決意表明。起業の地である渋谷に旗艦店をオープンすることで、渋谷・東京・日本を元気にし、その元気で被災地の復興に貢献していく」と同社社長兼CEOの村井博之さん。同社執行役員第三事業本部長の深澤哲人さんは「元気が取りえのブランドばかりなので、渋谷から日本、そして海外に『渋谷は元気だよ』というメッセージを発信していければ」とも。

 営業時間は11時~21時。

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