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山種美術館でボストン美術館の浮世絵展-清長、歌麿、写楽など137点

鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽の3人を中心とした作品137点を展示している

鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽の3人を中心とした作品137点を展示している

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 山種美術館(渋谷区広尾3、TEL 03-5777-8600)で現在、ボストン美術館が所蔵する浮世絵を紹介する「ボストン美術館 浮世絵 名品展 錦絵の黄金時代-清長、歌麿、写楽」が開催されている。

喜多川歌麿「当世踊子揃 鷺娘」

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 各国から収集した古代から現代までの約45万点に上る美術品を収蔵する同館は、日本美術コレクションの中でも「最大数を占める」約5万点の浮世絵版画、約700点の肉筆浮世絵、数千点の版画をそろえる。

 同展では、「錦絵の黄金時代」といわれる鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽の3人を中心とした絵師の作品を展示。出品作品のほとんどが、同館に収蔵されて以来の「里帰り」になるという。

 会場には、品川の遊女を月次で描いたシリーズの1枚「美南見十二候 九月」(天明4年ごろ)や大判錦絵の「三大揃物」と呼ばれる江戸の都会風俗を描いたシリーズで、20図あるうちの2枚続きの一つ「風俗東之錦 荻見」(天明3~4年ごろ、いずれも鳥居清長)や「清長の影響を受けた」続絵で、隅田川の桟橋から屋形船に乗り込もうとする女性たちを描いた「四季遊花之色香 上・下」(天明3年ごろ)、女性の顔を大きく描いた雲母摺大首絵「歌撰恋之部 稀ニ逢恋」(寛政5~6年ごろ、いずれも喜多川歌麿)、「江戸三座」上演の役者大首絵28図のうち、桐座「敵討乗合噺」を題材にした「中山富三郎の宮城野」、河原崎座興行「恋女房染分手綱」を題材にした雲母摺大首絵「市川男女蔵の奴一平」(ともに寛政6年5月、東洲斎写楽)など137点が並ぶ。

 「昨日刷り上がったような鮮やかな色彩と、世界でも希少な作品を一堂に見ることができる貴重な機会。今後5年間はボストン美術館でさえも展示されないという作品の数々をお楽しみいただければ」と同館の山﨑妙子館長。

 開館時間は10時~17時(金曜は19時まで、入館は閉館の30分前まで)。入場料は、一般=1,300円、大高生=1,100円、中学生以下無料。月曜休館(今月21日開館、翌22日休館)。4月17日まで。

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