公園通りのケンタッキー、「次世代店舗」に-「揚げない」オリジナルチキンも

オープンキッチンをイメージした2階フロア

オープンキッチンをイメージした2階フロア

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 日本ケンタッキー・フライドチキン(渋谷区恵比寿南1、以下KFC)は7月4日、今月9日にリニューアルオープンする「次世代店舗」1号店となる「KFC渋谷公園通り店」(神南1、TEL 03-5456-7237)を公開した。

KFC「次世代店舗」外観-隣にはマクドナルド「新世代デザイン店舗」

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 昨年の暮れごろから「次世代店舗」出店の準備を進めてきた同社。「次世代店舗」はターゲットを20~30代の「若い女性層」に絞り込み、食事のほかカフェタイムなどにも気軽に利用できる店として個食需要の獲得を狙う。

 世界各国のKFC店舗の中でも、「初の次世代店舗」となる同店。同社渡辺正夫社長は「本日は当社創業40周年であり、2010年はカーネル・サンダースが生まれてから120年であることなどから『次世代店舗』をオープンするに至った。当社のモットーである『新しいをもっと』をもっと出していく商品やサービス、店舗などを具現化するのが当店」と話す。

 改装にあたり、約79平方メートル増床した同店の店舗面積は299平方メートル。増床に伴い1階にも客席を設け、席数は1階・2階合わせて80席に。ファサードはシルバーメタリックを基調にしたほか、赤を効果的に使い「シャープなイメージ」に仕上げた。店内は白と赤を基調にしたほか、「渋谷の若者」をイメージしたアートワークを掲出。2階はオープンキッチンをイメージしたデザインに仕上げた。また、店内のPOPをデジタル・サイネージ化し印刷物の削減を図るほか、ファサード上部に掲出した看板や店内の照明にLEDを使うなどで「環境に配慮した」。同時に、「次世代店舗」独自のロゴ、パッケージ、ユニホームを展開する。

 同店立ち上げとともに「新メニュー」を導入。「次世代店舗オリジナル」メニューとして、オーブンで調理した「油で揚げない」チキンを展開する。7種のスパイスで味付けした国産鶏モモ肉に「刻みトマトのマリネソース」を添える「オーブンローストチキン」(280円、サラダかポテト、ドリンク付きのセット=790円)や、国内鶏ヒレ肉をレタスやトマト、チーズなどとともにバンズでサンドした「ブレイザー」(420円、セット=720円)など。

 ほかにも、「蒸し鶏のグリーンサンド」「アボガドシュリンプサンド」(以上各420円、セット=720円)、「フレッシュサラダ」「温野菜のサラダ」(以上各250円)、「コールスロー」(220円)などチキンと野菜を組み合わせたサイドメニュー、飲むデザート「クラッシャース」(4種、各種340円)、「スパークリング」(380円)などのデザートやドリンクなどの商品もそろえる。次世代店舗では、「ツイスター」「レッドホットチキン」など既存店で展開する一部のメニューは取り扱わない。客単価は800円程度を想定する。

 渡辺社長は「渋谷は流行に敏感な女性やハイティーンが集まる街であり情報発信力が強い街。当社としても、(次世代店舗が)受け入れられるかを見極めるには良い。『次世代店舗が渋谷にある』ことや、KFC(一部の店舗)が朝食を提供していることなども当店から発信していければ」と話す。年間20~30店の新規出店、100~130店の改装を行っている同社。「FC店から『改装するので、新世代店舗のデザインを取り入れたい』などの問い合わせもある。繁華街や人が集まる街、店舗デザインが変化したことが分かる場所へ出店していきたい」とも。

 同店の隣には、「次世代デザイン店舗」として4月25日にリニューアルオープンした「マクドナルド渋谷丸井店」があるが、このタイミングについては「全くの偶然」だという。マクドナルドが2010年度下半期の「戦略的商品」として、チキンを主役にした3つの新商品を投入するなど「チキンという食材に注目が集まる」ことについては、「店舗で生から商品を手作りするなどができるのは当社のみだと思っている。(チキンという食材に注目が集まるのは)ラッキーであり、グッドタイミング」とも。

 営業時間は7時~22時。同社は今後3年で「次世代店舗」100店の出店を予定する。

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