渋谷・古書店「フライングブックス」にギャラリー-独自視点で作品セレクト

古書店「フライングブックス」へ向う階段カベに登場したギャラリースペース

古書店「フライングブックス」へ向う階段カベに登場したギャラリースペース

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 渋谷の古書店「Flying Books(フライングブックス)」(渋谷区道玄坂1、TEL 03-3461-1254)が8月10日、階段の展示ボックスを利用して現代アート作品を紹介する新スペース「Flying Books Wall Gallery」を開設した。

写真家西村多美子さんの作品(関連画像)

 フライングブックスは2003年、映像・音楽ソフトレンタル大手に勤めていた山路和広さんが渋谷古書センター2階に開業。ビートジェネレーションの文学作品や、グラフィック・デザイン、山岳、詩など、山路さんが独自の視点で集めた書籍を販売しながら、店内にはコーヒーやアルコールを提供するカウンターやイベントスペースを設けるなど、古書店にとどまらない店作りが人気を集めている。

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 ギャラリーは、1階と2階を結ぶ階段に古書在庫を並べていた展示ボックスを活用して新設。「古書をセレクトするのと同じ視点で現在進行形のアートも紹介できないか」(山路さん)という思いをきっかけに、当面は1~2週間の入れ替わりで山路さんが面白いと思った作品は何でも扱っていくという。

 オープニングは写真家西村多美子さんの写真展。処女写真集「しきしま」(1973年)から、風景を中心にした前半(~8月22日)と人物を中心にした後半(同24日~9月5日)の2回に分け、計18作品を紹介する。「古本屋の仕事を通して、頻繁に名作を目にすることで次第に感覚がまひしてきて、ちょっとやそっとじゃ感動しなくなっているが、『しきしま』を見たときは一目ぼれしてしまった」という。

 ギャラリー開設に向けて、「知らなかった古書との出会いも、新しいアーティストや作品との出会いも同じようにドキドキワクワクするもの。(このギャラリーが)本、アート、そして人との良きミーティングプレイスになれれば」と期待を寄せる。

 営業時間は12時~20時。日曜定休。

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