大量の生活ごみを使ったアート作品-ワンダーサイト渋谷で個展

生活ごみを素材に制作した新作「アトラス」 「アトラス(ピクチャー オブ ガベージ)」 (2008年、デジタルCプリント) Vik Muniz 「Atlas(Pictures of Garbage)」(2008、Digital C Print)

生活ごみを素材に制作した新作「アトラス」 「アトラス(ピクチャー オブ ガベージ)」 (2008年、デジタルCプリント) Vik Muniz 「Atlas(Pictures of Garbage)」(2008、Digital C Print)

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 渋谷・神南の複合アート施設「トーキョーワンダーサイト(TWS)渋谷」(渋谷区神南1、TEL 03-3463-0603)で11月22日より、ブラジル人アーティスト、ヴィック・ムニーズさんの個展「ビューティフル・アース」が開催される。

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 1961年、ブラジル生まれのムニーズさんは、1983年よりニューヨークを中心に創作活動を始める。砂糖やジャム、インクなど身近にある「もろくてはかない」素材を用いて絵画を制作し、その作品を写真に納めたシリーズで名前が知られる。個展やグループ展をはじめ、2001年にはベネチアの芸術祭「ベネチア・ビエンナーレ」にブラジル代表として作品を出展するなど、国際的な評価も受ける。

 同展では、ギリシャ神話などに登場する神々のポーズをモチーフに、大量の生活ごみを使って制作した作品「アトラス」「母と子」など計7点の新作シリーズ「ピクチャー・オブ・ガベージ」を初公開する。一連の作品は、ブラジル・リオデジャネイロにある南米最大規模のごみ処理場「ジャジン・グラマーショ」で制作。ごみ処理場で働く人々をモデルに、バスケットコート2面分の広さに各作品を描いた。新作の1枚「アトラス」(=写真)は、ギリシャ神話に登場する神、アトラスのポーズをモチーフに生ごみを背負う労働者の姿を描き、写真に納めた。

 そのほか、ブルドーザーで大地にコンセントのデザインなどを描いた作品「ピクチャー・オブ・アースワーク」や、粉末顔料「ピグメント」で描いたピカソの「泣く女」など、新作を含む40点の写真も展示する。

 今月23日15時~17時には、ムニーズさんのトークイベントも開催予定。また、ムニーズさんが推薦する日本・ブラジルの若手アーティスト6人が、青山のアーティスト滞在拠点「TWS青山:クリエーター・イン・レジデンス」(神宮前5)で作品を制作する関連企画も同展開催期間中に実施する。

 開催時間は11時~19時。月曜休館。入場無料。来年3月1日まで。

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