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複合アートイベント「shibuya1000」始まる-地下コンコースで企画多彩に

渋谷駅地下コンコース内に展示されたポートレート群

渋谷駅地下コンコース内に展示されたポートレート群

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 「1000」という数字をキーワードに、渋谷の街や人などに関係したさまざまなアート作品を展示するアートプロジェクト「shibuya1000」が10月3日、渋谷駅の地下コンコース内で始まった。

 同プロジェクトは、6月に副都心線が開業し、2012年には同線と東急東横線が相互直通運転が始まり、街が大きく変わろうとする渋谷で、「変わらない魅力を見つけること」を目的に立ち上がった。会場は、副都心線渋谷駅コンコースの一角やSHIBUYA 109下の地下コンコースなど計4エリアで、渋谷で育った写真家や渋谷で活躍するデザイナーなどが手掛けたアート作品を展示する。

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 メーンの企画展「渋谷1000人顔」では、約20組の写真家が「渋谷を掘った男たち」「ライブハウスの若者」「渋谷の祭り人」などをテーマに撮影したポートレート1,000枚を、4エリアの地下コンコース内壁面に展示。写真家・荒木経惟さんのアシスタントとしても知られる野村佐紀子さんが撮影した109の店員や小学生の作品をはじめ、家族写真「浅田家」などユニークな写真を手掛ける浅田政志さんの「渋谷の家族」をテーマにした作品などが並ぶ。

 このほか、クリエーターコミュニティー「loftwork.com」を運営するロフトワーク(渋谷区道玄坂1)の写真家8人が撮影した計400枚のポートレートも展示し、一部写真には10年後に向けたモデルのメッセージなども載せる。同エリアにある地下コンコースの柱には、渋谷の街の写真や渋谷で活躍する著名人の渋谷に対するコメントなども掲出する。

 副都心線渋谷駅の改札などがある地下2階の一角では、「自然・経済・情報」という3つの指標で渋谷の街を立体模型にした地形図「シブヤのカタチ」を設置。経済指数で地形の高さを決めた「経済」の模型ではSHUBUYA109が最も高く、ネット検索数で高さを出した「情報」の模型では、シブヤ西武が一番の高さとなっている。作品は、慶應義塾大学小林博人研究室が手掛けた。

 約400平方メートルのスペースが広がる別エリアの地下コンコースでは、東京モード学園やバンタンデザイン研究所などの学生が手掛けたレディスファッションのマネキン35体を並べ、壁面ではNHKのデジタルアーティストの登竜門番組「デジタルスタジアム」の作品を1,000秒にまとめた映像を流す企画「デジスタ1000seconds」を展開する。映像には、フランス人アーティストのステファン・ディーンさんが渋谷の街を舞台にした映像作品「Fever(shibuya)-2008」なども。映像作品の上映時間は7時~21時。

 「ハチ公口下」出口付近のエリアでは、渋谷駅から1,000メートル以内の「シブヤ遺産」と名付けられた約1,000カ所の写真を、スライドムービーで見せる企画「渋谷千景」を展開。写真は、渋谷川や金王八幡神社、歴史ある商業ビルなどさまざま。同エリアの壁面には「みんなのシブヤ遺産コミュニティー」と題した書き込みボードを置き、渋谷に対するメッセージを募る。

 期間中は、シンポジウム「渋谷駅が変わる!」(同12日)やワークショップ「猿楽町代官山フェスティバル2008」(同12日)、渋谷に関する問題が出題される「シブヤ検定」(同11日)などのプログラムが展開するほか、フリーペーパーも配布する。

 今月13日まで。

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