青山に「ニューバランス」旗艦店-原宿から移転、コンセプト一新

「new balance TOKYO」外観

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 米シューズブランド「ニューバランス」を国内展開するニューバランス ジャパン(中央区)は8月16日、オフィシャルショップ「new balance TOKYO」(TEL 03-5785-3366)を原宿から青山エリアに移転し、独自のランニングスタイルを打ち出す新コンセプトショップとしてリニューアルオープンした。

ランニングの「疾走感」をイメージした店内の様子

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 2001年11月、原宿・明治通り沿いにオープンした旧店舗を移転。「Running Lifestyle(ランニング・ライフスタイル)」を新コンセプトに、シューズ、アパレルを通じ全身コーディネートを提案していく。旧店舗は移転に伴い同10日に営業を終了した。

 移転先は、表参道駅から徒歩3分、青山通りを1本入った路面。店舗面積は2フロア計92.7坪(1階=43.4坪、2階=49.3坪)で、ファサードはシューズに着想を得た、メッシュ素材を赤く照らし出す「N」マークの巨大な立体モチーフが特徴。店内壁面に波打つ流線型の模様やシャープな形状の什器などで全体にランニングの「疾走感」を出したという。

 1階は、シューズ、アパレル、アクセサリーなどをトータル提案するウィメンズフロア。アイテムごとに売り場を分けていた旧店舗のフロア構成を一新、ランニングウエアやシューズをシーンやカラーごとにトータルコーディネートし、初心者でも分かりやすいレイアウトを目指した。黄色やピンク、紫などカラフルなアパレルも目立つ。

 白を全面に採用したウィメンズフロアに対し、モノトーンでまとめた2階は、1階同様、シーンなどに応じてメンズのランニングスタイルをトータル提案。フロアの一部にはテーブル、いすを置いたコミュニティースペースを設け、顧客とスタッフのコミュニケーションの場に充てる。

 両フロアで展開するシューズは、アスリート向けのレース用シューズ「Racing」、レースにもトレーニングにも対応する「Race Trainer」、練習向けの「Performance Training」のランニングシューズ3ラインと、アウトドアシューズ「Trail Running」、日常にも使えるラインなど。「どのモデルも基本的には男女用のサイズをそろえている」(同社広報担当者)といい、店内では足を立体的に計測する「ウイズサイジング」で細かいサイズを出した後、履き方なども含め1人1人に合ったシューズを提案していく。

 フィットネス、ウオーキングなどのアパレルやアクセサリーも合わせて提案するほか、ウィメンズフロアではジュニア、キッズなどのサイズも展開する。中心価格帯は、ランニングスカート=3千円台~4千円台、ランニングシューズ(男女)=8千円台~1万6千円台ほか。

 営業時間は11時~20時。

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