改札で独自通過音-現役大学生が「モバイルSuica」プロモを企画

「オトノリ」体験企画の様子。改札に見立てた個所にモバイルSuicaをかざすと、ユニークな通過音が流れる仕組み

「オトノリ」体験企画の様子。改札に見立てた個所にモバイルSuicaをかざすと、ユニークな通過音が流れる仕組み

  • 0

  •  

 ジェイアール東日本企画(渋谷区恵比寿南1)とJR東日本が現役大学生を対象に展開するプロモーション企画コンペ「jeki企画コンペティション」の体験イベントが2月21日、JR渋谷駅構内で行われ、2007年最優秀賞作品に選ばれた慶応義塾大学「いるかさんチーム」がモバイルSuicaを活用した体験型プロモーションを披露した。

[広告]

 同コンペは大学生、大学院生を応募対象に、若者向けのプロモーション企画を公募。2007年は前年と同様、「モバイルSuicaの入会促進」をテーマに作品を募集した。昨年9月には、書類選考で1次審査を通過した6組がプレゼンテーションを行い、人気プロデューサーおちまさとさんや宣伝会議・田中里沙編集室長らの審査のもと、最優秀賞と優秀賞が決定。優秀賞を受賞した早稲田大学「チームはしも」(企画名=モバイルSuicaで駅ササイズ)は1月24日に企画を実施した。

 グランプリに輝いた「いるかさんチーム」(慶応大)の企画は、改札通過時の通過音を独自にカスタマイズすることができるアプリケーションを使った「オトノリ」(受賞時企画名=「MyPi」)。モバイルSuica対応の携帯電話をかざすと、カード式のSuicaでは体験できない特殊な通過音が流れるため、若者を中心にモバイルSuicaへの入会が見込めるという。

 21日に行われた体験イベントでは、14時~20時にかけて体験専用の自動改札を渋谷駅構内に設置。一般客もユニークな通過音を楽しんだ。この日通過音の一例として使われたのは、ゲームの効果音や、犬、猫、ウグイスなどの鳴き声など。女性による「お帰りなさい」「行ってらっしゃい」などの音声にも人気が集まった。

 ジェイアール東日本企画によると、同企画はコンペ用のもので、今後実際に導入するなどの予定はない。

jeki企画コンペティション2007現役大学生が企画、「モバイルSuica」プロモ企画コンペ(シブヤ経済新聞)渋谷の街を「スポテン」に-ナイキジャパン、学生と共同で新提案(シブヤ経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース