ブラジル出身・気鋭アーティストが新作を公開-日本初個展で

©Yomar Augusto

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 オランダを拠点に活動するブラジル出身のアーティスト、ヨマール・オウグストさんによる日本初の個展が6月30日より、渋谷のコンテンポラリー・アートギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」(渋谷区渋谷2、TEL 03-3400-0075)で開催される。

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 1977年生まれのオウグストさんは、2000年にリオデジャネイロ大学グラフィックデザイン科を卒業後、オランダに渡りハーグ王立芸術アカデミー・タイプメディア修士課程を修了。現在はオランダに拠点を置きながら、各国のプロジェクトに参加し、大手レコード会社やアパレルメーカーにも作品を提供している。

 作品は、アクリル絵具やステンシル、デジタルイラスト、コラージュなどさまざまな表現方法を用いて作られる平面作品が中心で、その先鋭的な作風からTシャツなどのモチーフに使われることも。同展では「LETTER FOREST」と題し、新作約25点を発表する。

 「自然と都市環境の融合」という普遍的なテーマを、常に作品の中に織り込んでいるオウグストさん。今回、人間の文明的な営みを表す「カリグラフィー」(文字)と自然を表す「樹木」や動物などのモチーフを描き、大型のキャンバス作品を含む新作を完成させた。

 オウグストさんは同展のために来日。「作品に描き込まれたカリグラフィーは、1日に起こった出来事や仕事、未来に対しての目的や願いなど、私自身の個人的な出来事を表しています」とコメントしている。

 入場無料。7月29日まで(月曜・火曜休廊)。

NANZUKA UNDERGROUND

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