渋谷の忠犬物語がハリウッド進出-「ハチ公物語」リメークへ

渋谷駅前のハチ公像。渋谷駅の前で没後の主人を待ち続けていたエピソードから銅像が建てられた

渋谷駅前のハチ公像。渋谷駅の前で没後の主人を待ち続けていたエピソードから銅像が建てられた

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 忠犬ハチ公の実話が原作で20年前に公開された映画「ハチ公物語」が、リチャード・ギアさん主演のハリウッド版としてリメークされることが5月22日までに明らかになった。米芸能誌バラエティー(電子版)が報じたもので、ギアさんは9月から撮影入りするという。

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 ハチ公は、主人の没後も駅前で帰りを待ち続けたエピソードから「忠犬」として親しまれ、渋谷駅前にある銅像のモデルとしても有名。映画「ハチ公物語」は1987年に松竹系列で公開されヒットして以来のリメーク。主演のギアさんは1996年公開の日本映画「Shall we ダンス?」のリメーク版で主役を務めたことでも知られる。

 米バラエティーによると、ハリウッド版の映画タイトルは「Hachiko: A Dog’s Story(ハチコー ア・ドッグズ・ストーリー)」。ギアさんは史実に基づく原作と同様、犬の飼い主の「大学教授」を演じるとされ、自らプロデュースも手がけるという。

 今回のリメーク版で「製作に協力する」(米バラエティー)と報じられた松竹は、すでにリメークの版権契約が具体化していることを明らかにした上で、「あくまでも版権契約上の話。スタッフやキャストなどの面で参加することはない」と一部報道を否定。日本公開時の配給についても「現時点で正式なオファーはない」とコメントするにとどまった。

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