原宿の新ギャラリーで初の企画展-クリエーター10人が参加

昨年11月にオープンした原宿の「ソーン・ツリー ギャラリー」(写真=外観)。15日から初の企画展を開催

昨年11月にオープンした原宿の「ソーン・ツリー ギャラリー」(写真=外観)。15日から初の企画展を開催

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 昨年11月にオープンした原宿のギャラリー「ソーン・ツリー ギャラリー」(渋谷区千駄ヶ谷3、TEL 03-5770-8080)は2月15日より、初の自主企画展「ソーン・ツリー ~10人のクリエーターによる『棘(とげ)の木』~」展を開催する。

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 同ギャラリーの名前の由来にもなっている「ソーン・ツリー」(日本語で『とげのある木』の意)はアフリカに自生すると言われる樹木。ケニア・ナイロビのホテル内にある同名のカフェで、地元の観光ガイドや移住民たちのたまり場としても知られる「ソーン・ツリー」では、ツリーの「とげ」にメモを留め、伝言代わりに連絡を取り合うエピソードも。

 同ギャラリーは、このカフェをイメージし、「メッセージを伝え合える『たまり場』のような空間」を目指し、昨年11月20日に開廊した。運営を手がけるのは雑誌や広告などの企画・制作を行う編集プロダクション「クエストルーム」(本社=大阪市)。同社の東京オフィスは、ギャラリー開設と同時に昨年10月に原宿へ移転している。

 木目のファサードを抜けて広がるギャラリー空間は白を基調にしたシンプルな内装で、総床面積は約25平方メートル。オープン以降、染め物やイラストの個展を開催してきた。第1弾となる自主企画では、10人のクリエーターが「ソーン・ツリー」をテーマに制作した新作を披露する。参加クリエーターは、小野マサミさん、神谷直広さん、コーダ・ヨーコさんら。作品はイラストや写真が中心という。入場無料。2月27日まで。(写真=ギャラリー外観)

ソーン・ツリー ギャラリー

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