日本初、渋谷で「デジタル地図案内板」試験実施へ

「デジタル地図案内板」の利用イメージ

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 東京電力は10月16日より、東京都、渋谷区と共同で、日本で初めての「デジタル地図案内板」を渋谷駅周辺に設置し、情報提供サービスを試験実施する。地域社会への貢献と民間活力の活用、住民サービスの向上で合意した三者が試験実施に踏み切る。

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 試験実施では、光ファイバーでネットワーク化された「デジタル地図案内板」をハチ公前広場に2台、宮益坂口前に2台を設置する。それぞれ上下に2画面を備え、下部画面はタッチパネルで目的別に検索できる4カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語)表記の地図となるほか、上部画面では渋谷のグルメ・ファッション・音楽情報、天気予報、ニュースなどの最新情報を提供。上部画面では動画広告も配信され、運営コストの一部に充てられる。

 QRコードや非接触ICカードを使って目的地検索結果の案内ルートやクーポン、映画情報などを携帯電話に転送できるのも特徴の一つ。車いす利用者も利用しやすいように足下スペースを空け、引き寄せるためのバーも設置しバリアフリーにも対応した。

 設置後、約1年間の試験期間で景観への影響や利便性、災害時の情報提供方法、広告クライアントの反応などについて検証を行う。検証期間は2007年9月30日までを予定。(写真=「デジタル地図案内板」の利用イメージ)

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