トリック作品展示の「からくりミュージアム」が閉館へ

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青山学院大近くにある「からくりミュージアム」(渋谷2、03-5466-0711)が今年8月31日で閉館する。同館は、錯覚を起こさせる「だまし絵」や逆さから見ると内容が変わる「逆さ絵」、一つの絵の中に異なる別の絵が隠されている「隠し絵」など、国内外の作家による絵画作品を中心に視覚を使ったトリック作品を展示する美術館として1995年4月にオープンした。展示をはじめ、木製玩具や知恵の輪で遊べるゲームコーナーや、入れるとコインが縮む貯金箱や下から上へ流れる逆さ時計などの土産商品販売などで、修学旅行生や地元近隣住民などに親しまれていた。同館では、6月1日より閉館日までの期間中、最後の企画展として、パロディ木彫作家の岩崎祐司さんによる個展を開催し、「リョーマの休日」(ローマの休日)、「手もちぶたさん」(手持ちぶさた)などのパロディ木彫を展示する。閉館後は、お台場「デックス東京ビーチ」にある系列の専門店「からくり百貨店」へと拠点を統合するが、美術館としての移転先は「構想はあるが決まっていない状態」(オーナーの平村さん)だという。入館料は500円。営業時間は10時~19時(入館は18時30分まで)。
からくりミュージアム

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