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代々木公園で「ふるさと渋谷フェスティバル」 スポーツ体験、ステージなど

ステージであ区内の団体らがパフォーマンスを展開する(写真は昨年開催時の様子)

ステージであ区内の団体らがパフォーマンスを展開する(写真は昨年開催時の様子)

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 イベント「第48回渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバル2025」が11月1日・2日、代々木公園イベント広場(渋谷区神南2)などで開催される。

区立代々木ポニー公園のポニーも来場

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 同イベントは1978(昭和53)年に始まり今年で48回目を迎える。区の基本構想で掲げる未来像「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」の実現に向け、地域や団体、国内外の都市との絆を深め、渋谷の魅力を発信することを目指す。今年は「ようこそ、ここは渋谷館。体験しよう、渋谷感。」をテーマに掲げる。

 約130団体がブースを出店。渋谷区学びとスポーツ課は、デフサッカー体験などを通じて同月に開催されるデフアスリートの国際スポーツ大会「デフリンピック」の機運醸成を図る。渋谷区スポーツ推進委員連絡協議会はエアー遊具「ふわふわ」を設置。渋谷サービス公社は区の保養所「二の平渋谷荘」で限定販売しているどら焼きなどを販売。焼きそばを販売する「笹塚中学校おやじの会・OB会」、子ども向けのDJ体験を行う「渋谷のラジオ」なども軒を連ねる。子ども向けの体験やプロによる指導など、囲碁・将棋・マージャンのコーナーも設ける。

 今年は、大使館や自治体との連携を広げる。区とミラフローレス区が姉妹都市協定を結んでいることから、在日ペルー大使館はスーパーフード「キヌア」のクッキーを販売。宇和島藩伊達家の屋敷が恵比寿3丁目(旧伊達町)にあった縁から、愛媛県宇和島市は「じゃこ天」を実演販売。災害時相互応援協定を締結しているほか、「渋谷りんごパーク」などを通じた交流がある長野県飯田市は、五平餅などを販売。モヤイ像で知られる新島村は、くさやなどを販売する。

 3x3チーム「TOKYO DIME」は「DIME 3x3 FES」と称して、所属選手たちのエキシビションマッチ、決まったシュート1本につき100円を子ども食堂に寄付する来場者参加型のシュートチャレンジなどを展開。ラグビーチーム「東京山九フェニックス」は、パスやトライ、ミニゲーム体験を行う。格闘技イベント「K-1」はパンチやキックなどの体験、ステージでの大久保流唯選手らの公開パフォーマンスなどを行う。

 忠犬ハチ公像のモデル「ハチ」の犬種である秋田犬(1日)や、区立代々木ポニー公園のポニー(2日)が来場。ポニーはブラッシングや乗馬体験も行う予定。

 ステージは、既存の野外ステージに加え、原宿ゲート側にも設ける。区立中学校の生徒による合同吹奏楽、渋谷区ラジオ体操会連盟のラジオ体操、東京えびす連による阿波踊り、バスケットボールチーム「サンロカーズ渋谷」のチア「サンロッカーガールズ」らのダンスパフォーマンス、新国立競技場合唱団メンバーによるオペラ合唱、ミューズモード音楽院のボーカル専攻生によるコーラス隊「Choir of Muse」の合唱など、区を拠点に活動する団体などを中心にパフォーマンスを展開。保育園や幼稚園で活動するヒーロー「保育戦隊パンプキンジャー」はヒーローショーを展開。NPO法人渋谷音楽振興協会は歌謡ショーを開く。秋田・大館市の観光PR、在日ペルー大使館によるダンスなども予定する。

 1日(8時30分~11時)には、区内の小学生を中心とした青少年団体が楽器演奏などを行いながら同園周辺をパレードする。当日は同園近くの井の頭通りや公園通りを交通規制するため、都営・京王・ハチ公バスは迂回運行を行う。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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