
福島・喜多方市の魅力を発信するイベント「いいね満彩!喜多方まるごとフェス」が10月17日から、渋谷・明治通りの商業施設「cocoti」(渋谷区渋谷1)4階のイベントスペース「東京カルチャーカルチャー」で開催される。
喜多方市は、食を軸に地域の魅力を体感・共感してもらうプロモーションを展開し、市のファンを増やして関係人口の創出につなげたい考え。
中でも、喜多方ラーメンは「日本三大ラーメン」の一つとして知られるほか、そばの作付面積も全国で上位にランクイン。製粉歩留まり(そばの実から得られるそば粉の割合)を70%以内に定める「山都そば」や、鶏皮を煮込む「塩川鳥モツ」が、文化庁が伝統的な食文化を認定する「100年フード」に認定されている。
イベントでは、喜多方ラーメンや山都そば、塩川鳥モツ、新米などをラインアップ。会津地方で生産された黒毛和種の中でも肉質等級4球?以上などから選ばれる「ふくしま会津牛」や、貝柱でだしを取り里芋やニンジン、糸こんにゃくなどの7または9種類(奇数)の具材を入れる会津地方の郷土料理「こづゆ」も用意。喜多方市内11蔵の日本酒なども提供する。
会場では、「喜多方ラーメン大使」を務める喜多方出身の高橋良平さんと、会津美里出身の金成裕也さんによるお笑いコンビ「スゲーニョ」が司会を務め、喜多方のクイズ大会や特産品が当たる抽選会なども行う。
フェスに合わせて、都内の飲食店とのコラボレーション企画「喜多方フェア in TOKYO」を展開。第1弾として同日から、福島の地酒を提供する立ち飲みバー「立呑み なぎ」(道玄坂2)で、喜多方の食材を使った限定メニューを提供する。
開催日は、今月17日と2026年2月13日が19時~21時、12月13日が11時~13時。入場料は6,000円(選べる特産品引換券付き)。定員は各回80人。