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渋谷で映画「この空の花-長岡花火物語」限定上映 戦後80年で

「この空の花―長岡花火物語」より©「長岡映画」製作委員会 PSC 2011

「この空の花―長岡花火物語」より©「長岡映画」製作委員会 PSC 2011

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 新潟の「長岡花火」をテーマにした映画「この空の花-長岡花火物語」が7月18日から、渋谷駅近くのミニシアター「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」(渋谷区渋谷1)で限定上映される。

「この空の花―長岡花火物語」より

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 「日本三大花火」の一つと称され、規模の大きさなどで知られる長岡花火。1945(昭和20)年8月1日にアメリカ軍が行った「長岡空襲」からの復興や慰霊、平和を願う「祈りの花火」として毎年、同空襲が始まった時刻の22時30分に合わせて打ち上げられている。

 同作は、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の「尾道三部作」などで知られる故・大林宣彦監督がメガホンを取った。大林監督は2009(平成21)年に長岡花火を見学し、「『戦禍を忘れぬ』追悼の花火」と知り、地域住民と共に同作を作り上げ2012(平成24)年に公開した。

 同館では戦後80年となる今夏、8月2日・3日に予定されている長岡花火を前に、同作を上映する。劇中に登場する人物のほとんどは実在するセミドキュメンタリーとなっている。松雪泰子さん演じる天草の地方紙記者・遠藤玲子が、2011(平成23)年の夏に長岡を旅しながら出会う人々と、不思議な体験を重ねていく物語。

 鑑賞料は1,500円。今月24日まで。

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