
「恐怖心」に関する展覧会「恐怖心展」が7月18日から、BEAMギャラリー(渋谷区宇田川町)で開催される。
ホラー作家の梨さん、ホラーコンテンツの制作などを手がける「闇」(港区)、フェイクドキュメンタリー「飯沼一家に謝罪します」などを手がけるテレビ東京のプロデューサー大森時生さんが企画。3者は、東京と名古屋で計10万人を動員した「行方不明」をテーマにした展覧会「行方不明展」を手がけたことでも知られる。
3者が新たに仕かける「恐怖心展」では、「先端」「閉所」「視線」など、さまざまなものに対して抱く「恐怖心」をテーマに展示。体験所要時間約90分の展覧会となる。
「恐怖というテーマに向き合い続けて、はや10年」と言う「闇」の副社長COOの頓花聖太郎さんは、「恐怖の本質はその対象そのものよりも、それを感じ取る私たち自身の『心』の中にある」と言い、同展について「無数の『恐怖心』を物語にし、展示という形で再現した。その多様な心のありようを追体験することが、この10年の問いの、一つの答えになる」などとコメントを寄せる。
開催時間は11時~20時。入場料は2,300円(小学生以上)。8月31日まで。