
Bリーグ・アルバルク東京(A東京)のオリジナルごみ箱が6月20日、渋谷区スポーツセンター(渋谷区西原1)に寄贈された。
昨シーズンまで渋谷区をホームタウンに活動していたA東京。クラブを運営するトヨタアルバルク東京は2022年に、区と公民連携制度「S-SAP(シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー)協定」を締結。来季からホームアリーナ移転に伴い、ホームタウンも江東区に移すことが決まっているが、今後も協力関係を継続し、同協定に基づく地域活動を中心に取り組んでいくとしている。
渋谷区を拠点に戦った昨シーズンは「SHIBUYA×ALVARK Season Project」と題し、小酒部泰暉選手が作業の一部を区内の福祉作業施設で行っている「SHIBUYA COFFEE PROJECT」とコラボレーションしたコーヒーをしたプロデュースしたほか、コミュニティーコイン「まちのコイン」(単位ハチポ)を活用したスタンプラリーなど、渋谷区に関わる取り組みを複数行っている。
ごみ箱は同プロジェクトとクラブの社会的責任活動「ALVARK Will」の一環として製作。区のスポーツの拠点であり、A東京がキッズチアスクールを構えていることから、同施設に寄贈した。A東京と同じくS-SAPを締結している文化学園大学と連携。同大デザイン学部デザイン・造形学科、グラフィック・プロダクト・デザインコースは4年次に、実際の社会課題に取り組む産学連携して実際の社会課題に取り組むグループワークを行っていることから、同授業で学生が企画・提案した中から、区内のごみ問題に着目し企画されたごみ箱を形にした。
「楽しく」ごみを捨てられるようにと、投入部分にはミニサイズのバスケットゴールを設置することでシュートを打つかのようにごみを捨てられる。ボックスの側面には、ファンの子どもたちが描いたクラブのマスコット「ルーク」のイラストをあしらっている。サイズは高さ1メートル14センチ(ゴミ箱部分は64センチ)×幅40センチ。ペットボトル用のごみ箱で、同施設の1階と2階の自動販売機横に各1台設置する。