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「死」がテーマのイベント「Deathフェス」 渋谷ヒカリエで初開催

13日に始まった「Deathフェス」会場の様子

13日に始まった「Deathフェス」会場の様子

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 葬儀や相続などの終活とは別の形で「死」をテーマに考えるイベント「Death(デス)フェス」が4月13日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階のイベントスペース「8/COURT」「8/CUBE」で始まった。

会場に展示された「かわいい棺おけ」

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 4月14日を「よい死の日」として定着させ、生と死への見直しや家族や友人と話す日に当てようと、共同代表の市川望美さんと小野梨奈さんが今年3月、一般社団法人デスフェス(渋谷区南平台町)を立ち上げた。初回となる今回は6日間にわたり、トークセッションやワークショップ、企画展示、没入型体験など30以上のプログラムを展開する。

 初日の13日には、日本科学未来館(江東区)で老化による変化を疑似体験できる展示「老いパーク」をテーマにした企画や、テキーラで乾杯するメキシコ式の「よい死の日」前夜祭などが行われた。14日には、納棺師による「模擬納棺式」をはじめ、トーク企画では元陸上・五輪選手の為末大さん、実業家・遠山正道さんによる「明るく」老いや死を語るトークや、「渋谷ギャル」と語る「死とか、葬儀とか、もっとアゲ↑てこ!」と題したトークも展開。

 15日以降は「8/CUBE」で、米シアトルの「有機還元葬」に迫るプログラム(15日)、「生と死のインド旅報告会」(16日)、デジタル終活ミニワークショップ(17日)などを企画。複数日にわたって行う「入棺体験」(16日・18日)のワークショップは一部予約を締め切っている。

 開催時間は11時~20時(18日は18時まで)。入場無料、事前チケット登録制(一部当日現地で受付も可能、一部有償プログラムあり)。今月18日まで。

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