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代々木第二前で「能登マルシェ」 復興支援バスケチャリティーマッチの一環

バスケットボールの聖地で現在もプロチームが試合を行うなどしている国立代々木競技場第二体育館

バスケットボールの聖地で現在もプロチームが試合を行うなどしている国立代々木競技場第二体育館

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 能登半島地震の復興支援チャリティー企画となる「能登マルシェ」が4月1日・2日、国立代々木競技場第二体育館(渋谷区神南2)前で開催される。運営はAsian Bridge(港区)。

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 両日、同体育館で開催される男子バスケットボール「B3リーグ」の金沢武士団(サムライズ)としながわシティバスケットボールクラブによるチャリティーマッチの一環。

 同試合は本来、3月30日・31日に金沢武士団のホーム試合として石川県・七尾総合市民会館で開催を予定していたが、能登半島地震の影響で同体育館が避難所として活用されていることから、開催場所が未定の状態だった。石川に支社を構え、金沢武士団を支援している同社が、B3リーグ、男子プロバスケ「Bリーグ」の協力を得て、1964(昭和39)年の東京オリンピックでバスケットボール競技が行われるなど「聖地」としても知られる同体育館でのチャリティーマッチを企画した。

 マルシェは体育館外、正面エントランス前の石畳付近で展開。ミシュランガイドで星を獲得したフレンチ「ラトリエ・ドゥ・ノト」(石川県輪島市)の池端隼也さんがリーダーを務め、輪島で震災直後から炊き出しを続けている「輪島セントラルキッチン」が料理を提供。炊き出しでも好評というサバと野菜のカレーや「のと豚」のソーセージを使うホットドッグ(各1,000円)、「能登、門前町の七面鳥ラーメン」(1,500円)、能登塩と海藻のフライドポテト(500円)などをラインアップする。

 同企画には、渋谷区をホームタウンに活動するBリーグのサンロッカーズ渋谷とアルバルク東京も協力し、両クラブのU-15が、被災により活動を制限されている石川の中島バスケットボールクラブと対戦。渋谷区と品川区内の小中学生を無料招待している。

 開催時間は12時~(無くなり次第終了)。マルシェの入場は無料。利益は全額金沢武士団と能登の復興支援に充てられる。

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