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サンロッカーズ渋谷、大阪に連勝 勝因は「ディフェンスに尽きる」

積極的に速攻に走ったジョシュ・ホーキンソン選手

積極的に速攻に走ったジョシュ・ホーキンソン選手

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が12月10日、大阪エヴェッサ(同、大阪)を77-65で下し連勝を収めた。

20センチの身長差をフィジカルで跳ね返したジェフ・ギブス選手

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 前日の試合敗れていた大阪の選手が「ハードにプレッシャーをかけてきて、(SR渋谷の)選手が変にリアクションしてしまいリズムがつかめなかった」(ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ(HC))SR渋谷。開始約2分、2-9の場面でタイムアウトを要求し修正を図ると、ミスを誘う好守から積極的に走り速攻で得点を重ね、27-20と逆転。

 第2クオーター(Q)序盤は一進一退の攻防が続くなか、ジェフ・ギブス選手がゴール下で体を張り、田中大貴選手がアタックするなどして、大阪の外国籍選手のファウルを連続で誘発。SR渋谷もチームファウルがたまり一時試合を振り出しに戻されるも、「プレッシャーとインテンシティー高くやることを意識している」と言う小島元基選手が守備で大阪のファウルを誘い、ライアン・ケリー選手やギブス選手はオフェンスリバウンドから得点を重ねるなどして、45-37と再び点差を広げることに成功した。

 同Qには、小島選手と同窓・同級生のベンドラメ礼生選手、同窓の先輩、田中選手が同時にコートに立った。小島選手は「普段から仲も良いので、楽しいしリラックスしてプレーできる。うまくゲームを進められるんじゃないかな」と触れた。

 ギブス選手の好守から入った後半は、続くようにベンドラメ選手、アンソニー・クレモンズ選手がボールを奪い速攻を仕かけ、ジョシュ・ホーキンソン選手がダンクを決める場面もあり場内を沸かせた。ホーキンソン選手は後ろ手にパスを出しクレモンズ選手の3ポイント(P)シュートをアシストする技ありのプレーも見せた。さらにクレモンズ選手は、ミスをしても全力で守備に戻り簡単にシュートを打たせなかった。得点が停滞し一時膠着(こうちゃく)状態となったが、守備のズレを見逃さずケリー選手、田中選手が連続で3Pを沈めた。

 63-47で迎えた最終Q。立ち上がり、「(マークマンに)前から当たろうとしたらボールが目の前にあったので叩いた」と小島選手がボールを奪う。ベンドラメ選手やホーキンソン選手も大阪のパスをカットし得点につなげるなど一時最大22点のリードを奪った。選手のプレータイムをシェアした終盤は「ちょっと雑になった」(小島選手)が大崩れすることなく勝ち切った。

 「ディフェンスに尽きる」と勝因を挙げた小島選手。スタートで出場する同じポジションのクレモンズ選手が「オフェンス面でかなり体力を使っている」こともあり、プレッシャーをかけることなど守備面を「特に意識している」と言う。攻撃面では、「コントロールしてターンオーバーしないこと」を常に意識していると言い、「去年より全然攻めていないが、それが良いのか悪いのかちょっと考えながらやっている。ハンドラーは大貴さん、礼生、サップ(=クレモンズ選手)もいるので、誰かが出ていたらそっちをメインで使いながら、隙ができたら自分でも攻めてクリエートできたら」と話した。

 「走るべき時に走ってリズムを作れた」と振り返ったベンドラメ選手。SR渋谷はハーフコートで時間を使う攻撃が多い印象だが、パヴィチェヴィッチHCが目指すのは「全ての要素を含んだバスケット」。大阪は外国籍選手を1人欠いていることもあり「走り勝つことができると見ていたので、チャンスがあったら速攻を仕かけなさいと伝えていた」と言う。ただ「そこには責任が伴う」とし、後半パスミスも見られたことから「ターンオーバーせずに攻めることが大前提。責任もってやろうと話した」と続けた。

 週に3試合というタフな試合日程が続くなか、この日は各選手の出場時間を抑えることができた。パヴィチェヴィッチHCは「こういうローテーションを組めることをいつでも望んでいるが、12月の厳しい日程のなかでは特に大事になってくる。ベンチから出場する選手がこういう結果をもたらしてくれた」と評価した。

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