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表参道で恒例「ハロウィーン」パレード 親子4000人が仮装し街を闊歩

魔女や海賊などに扮して表参道をパレードする参加者ら

魔女や海賊などに扮して表参道をパレードする参加者ら

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 仮装した親子らが表参道をパレードする恒例イベント「原宿表参道 ハローハロウィーンパンプキンパレード」が10月29日、表参道で行われた。

子どもだけでなく大人も仮装して参加

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 45年ほど前に始まり、コロナ禍も経て今年で39回目を迎えた表参道の秋の風物詩。この日は事前にチケット(1,000円)を購入した12歳以下の子どもたちが、魔女やカボチャ、ディズニーやジブリなど人気アニメのキャラクターやプリンセス、スーパーヒーローなど思い思いのコスチュームに身を包み、普段は歩けない表参道をサンバや鼓笛隊のリズムに合わせ闊歩(かっぽ)した。

 原宿表参道欅会が主催するパレードは、スタンプラリーや周辺店舗での限定メニューなどの関連企画も盛り込むことから、昼前ごろから表参道や明治通りには仮装姿の親子の姿が目立った。千駄ヶ谷在住の小学2年の女の子と母親はパレード前、それぞれ別のディズニープリンセスに扮(ふん)して友人親子と待ち合わせ。女の子は「パレード後にお菓子がもらえるのが楽しみ」とスタートを待っていた。

 参加者は子どもだけで約1500人。保護者も合わせると約4000人に上り、規模を縮小し開催した昨年から例年通りの活気が戻った。集合・スタート場所は「表参道ヒルズ」裏手にある渋谷区立神宮前小学校の校庭で、A~D組に分かれ待機。原宿表参道欅会の松井誠一理事長、長谷部健渋谷区長らのあいさつに続き、サンバの軽快な音楽とともに13時ごろ、パレードの先頭が街に飛び出していった。

 パレードの間、表参道は神宮前交差点~伊藤病院間の両側を交通規制。4手に分かれたパレードは、沿道から写真を撮る観光客らに時折手を振ったり、友達同士ではしゃいだりしながらゆっくりと進み、通りを一周。約1時間かけて全ての組がパレードを終え、14時には交通規制が解かれた。校庭に戻ってきた子どもたちはお菓子やステッカーなどが詰まった大きな袋をうれしそうに手に取り笑顔を見せていた。

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