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渋谷にカレー店「Craft Curry Brothers」 兄弟がECから始動

自社のルーを使って作るキーマカレー

自社のルーを使って作るキーマカレー

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 カレー店「Craft Curry Brothers 渋谷店」(渋谷区東1)が、渋谷・明治通りにオープンして2カ月がたった。

カウンター席の店内

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 創業54年になる食品製造を手がける企業の3代目となる兄弟が2020年に立ち上げたフードコーナー(中央区)が手がける同店。兄弟が10代の頃から食べてきたカレーを商品化したフレーク状のルー「Craft Curry Brothers」のオンライン販売から始まり、同商品を広めることなどを目的に昨年、1号店となる飲食店として代々木エリア(代々木3)にカレー店をオープンした。

 同商品は具材を加えなくても手軽にカレーを作れることから、後にフランチャイズを見据えるなか、ブランディング含めて2号店を出店。場所は1号店から近いエリアで探し渋谷に出店した。飲食店の居抜きで、席数はカウンターで8席を用意する。

 「Craft Curry Brothers」は、生換算で原材料の半分以上が野菜と果物でできていて、食品添加物を使っていない無添加なのが特徴。玉ねぎは100キロが10キロのあめ色になるまで6時間かけて炒めるほか、フランス産ワインでコクと酸味を加え、ブレンドしたスパイス、仏産ロレーヌ岩塩を合わせている。同商品は店頭でも販売(2~3食1,300円~)している。

 店舗で提供するカレーは、「Craft Curry Brothers」を使ったキーマカレー(1,100円、肉の量が2倍になるダブルは1,750円)や、「Craft Curry Brothers」に鶏むね肉を低温調理したチャーシューをトッピングする「鶏チャーシューカレー」(1,000円、同1,300円)、同じく山西牧場の豚肉を使った角煮をトッピングする「豚角煮カレー」(1,300円、同1,790円)、トマトを加えるトマトカレーシリーズ(990円~)、無添加かつグルテンフリーのバターチキンカレー(1,100円)などをラインアップ。モバイルオーダー含めてテイクアウトにも対応する。

 ドリンクは時期により種類が異なる国内のクラフトビール(780円)や、山梨で造られている宇宙ビール(1,500円)、ハイボール、伊良コーラ(各500円)、ウーロン茶(300円)などを扱う。

 オープン後は、代々木店を知っている人もいるが、近隣企業で働くビジネスマンなど通りがけで入店する人の来店が中心だという。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=18時~21時。現在は日曜定休。

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