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誤訳看板などを集めた「おかしな英語 美術館」、原宿で限定開催

避難はしごの看板には「PANIC CAREFULLY(気を付けパニックになって)」と併記されている

避難はしごの看板には「PANIC CAREFULLY(気を付けパニックになって)」と併記されている

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 英語の誤訳を集めたイベント「おかしな英語 美術館」が11月29日、原宿のギャラリーUltraSuperNew Gallery(渋谷区神宮前1)で始まった。主催は外国語学習アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」を提供する米Duolingo社。

スペル間違いで意味が大きく変わる「CRAP YOUR HANDS」

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 2011年に創業した同社。デュオリンゴは現在42言語、100種類以上のコースを用意し、5億回以上ダウンロードされている。2020年11月ごろから本格的に提供を始めた日本版では現在、英語・中国語・韓国語・フランス語の4カ国語を提供。10代~70代など幅広い層が利用しているという。

 日本各地にある看板やPOPの誤訳と正しい翻訳を紹介する同イベント。日本でマーケット調査をしたところ、顕著な傾向として「間違いを過度に恐れる」ことが分かり、それが「学習の妨げになっている点も見受けられた」という。同社は学習において「間違えることが上達への鍵となる」と考えているなか、「間違いも楽しい」というメッセージを発することで語学学習に「興味を持ってもらいたい」と同イベントを企画した。

 展示するのは、SNSやスタッフが実際に見つけた日本各地に実際にある看板やPOPのレプリカ16点。「CLAP YOUR HANDS(手をたたく)」が、スペル間違いで全く異なる意味になる「CRAP YOUR HANDS(手にうんこ)」。慎重に行動するよう促す「避難はしご」のサインに併記されている「PANIC CAREFULLY」は、「気を付けてにパニックになって」を意味。進むと危険なことから立ち入らないよう呼びかける看板では「The future is dangerous Don’t go any further Please.」と、「先」を意味する単語を誤ったことから「未来は危険なので、これ以上前へ行かないでください」という意味になっている。

 イベントに併せて、同アプリの公式ツイッターにハッシュタグ「#おかしな英語美術館」を付けて実在する「おかしな英語」の写真を投稿すると、会場のビジョンで一部投稿を紹介。誤訳を正しい翻訳で返信する修正支援も行う。

 1年の抱負をかかげる新年に向けて「良い助走時期になるので、この時期に語学学習を始めてほしい」という思いを込めた今回。同アプリはゲームのように学ぶスタイルであることから「カルチャーや文化といかに密接に紐づけられるかを戦略としている。渋谷や原宿などカルチャーの起点となるような場所で発信していくのが合っている」(デュオリンゴのジャパンカントリーマネジャー水谷翔さん)と考え、同エリアで開催する。

 水谷さんは「展示されている翻訳も間違いではあるが、挑戦する過程で起きた間違いだと考えている。最大限のリスペクトを持ちながら、間違いこそが重要なので、間違いながら学習していくことや語学の楽しさを伝えられたら」と話す。

 開催時間は11時~19時。入場無料。12月7日まで。

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