生花店「Aoyama Flower Market（青山フラワーマーケット）」の南青山本店が4月15日、骨董（こっとう）通り近く（港区南青山5、TEL 03-3486-8787）に移転オープンする。経営はパーク・コーポレーション（南青山5）。

植物100種類以上をそろえる店内のイメージ

　南青山本店は、1993（平成5）年にオープンした同ブランドの1号店。2006（平成18）年から表参道交差点近くで営業していた旧南青山本店は、表参道駅の改修計画に伴いビルが解体されるため昨年9月にいったん閉店していた。

　新しい南青山本店は同通りから1本入った路地に位置。店内の天井には植物をつるすほか、樺桜の幹を使ったディスプレーコーナーを設置。「旬の」花を集めるマルシェコーナーを中心に、植物は常時100種類以上をそろえる。新たに国内外のコンテストで受賞した花を集める「THE FLOWER」コーナーも作る。

　併設するティーハウス（TEL 03-3400-0887）は、「花農家の温室」をコンセプトにした空間には畝に見立てたテーブルを配置し、季節の花を育てているかのようにディスプレーする。オープンに合わせ4月30日まで、バラのエディブルフラワーをあしらい花冠のようにフレンチトーストを並べる「バラ咲く花かんむりのフレンチトースト」（1,650円）とバラとイチゴのソーダ（825円）を提供する（11時以降）。

　同じフロアの奥に位置する納屋をイメージした演出を施す空間では、フラワースクール「ハナキチ」（TEL 03-3797-0704）を展開する。飾り方やブーケの作り方、季節の行事などのレッスンを行う。

　オープンに合わせて同月15日～17時にはティーハウスとハナキチがコラボレーションした企画を用意。バラの花冠をイメージしたアレンジリースのレッスンと、「花かんむりフレンチトースト」とドリンクの飲食が付く。料金は8,800円。

　2階には国内外からセレクトする花瓶1000種類を扱う「フラワーベースギャラリー」を新設。オープン記念として、瀬戸焼の窯元が作陶したオリジナルの花瓶を販売する。

　営業時間は10時～20時（日曜・祝日は19時まで、ティーハウスは8時～19時（同月15日～17日は11時～）、ハナキチは10時～21時（土曜・日曜・祝日は18時まで））。ハナキチは月曜定休（変動在り）。