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原宿「バンクシー展」にVRコンテンツ 現存しない作品含め130点登場

VR映像より。写真は2020年のバレンタイン直前にブリストルの建物外壁に描かれた「バレンタインデーに花束を」

VR映像より。写真は2020年のバレンタイン直前にブリストルの建物外壁に描かれた「バレンタインデーに花束を」

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 原宿駅前の新複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」(渋谷区神宮前1)3階のホールで開催中の覆面ストリートアーティスト・バンクシーさんの展覧会「BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)」に1月17日、VRコンテンツが追加された。

VRで見られるスティーブ・ジョブズを難民風に描いた「シリア移民の息子」

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 同展は、英・ブリストル出身のストリートアーティストで、名前以外のプロフィルや姿を一切世間に明かしていないバンクシーさんの展覧会だが、バンクシーさんの公認でもキュレーションでもなく、コレクターが所有する作品70点以上などを展示。2018年にロシア・モスクワで始まり、スペイン・マドリード、中国・香港、アメリア・ニューヨークなどを回り、現在日本各地を巡回している。

 「バンクシーVRストリート」と題するVRコンテンツは、ニューヨークやバルセロナなどの会場で提供してきたが、日本では初展開となる。

 バンクシーさんの作品は、建物の外壁などにゲリラ的に描かれることが多く、保存されず消されてしまうことも多い。バンクシーさんのストリートアートを映像や画像に収めてきた、同展の企画製作を行っているロシアIQ ART MANAGEMENT社の資料を元にVRコンテンツを制作した。

 バンクシーさんの故郷である英ブリストルから始まり、ロンドンやニューヨーク、ロサンゼルス、バンクシーさんがホテル「The walled off hotel(世界一眺めの悪いホテル)」を開業したパレスチナなど、各地の街並みと共にバンクシーさんの作品が表れ、体験客は街を歩きながら作品を見ているような体験ができる。体験時間は約15分で、既に消された作品を含め130点の作品が見られる。

 登場する作品は、2020年のバレンタイン直前にブリストルの建物外壁に描かれた、空に向かってY字型のパチンコを撃つ少女とその先の空で飛び散る赤い花びらの「バレンタインデーに花束を」、2015年に仏カレーの難民収容所の壁に描かれたシリア移民の父親を持つスティーブ・ジョブズを難民風に描いた「シリア移民の息子」、2010年に米ロサンゼルスの地上駐車場横の壁に描かれた、PARKING「A」の文字の下に少女がブランコに乗っている「PARKING」など。

 「バンクシーVRストリート」の体験時間は、各日16時~17時、17時~18時。体験料は500円。各回3人限定。展覧会入場者のみ体験可能。1月31日まで。

 展覧会の開催時間は9時~19時。入場料は、平日一般―1,800円、大学・専門・高校生=1,600円、中学生以下=1,200円(土曜・日曜・祝日は全て200円アップ)、平日17時以降に入場できるチケットは、大人=1,500円、大学・専門・高校生・中学生以下=1,000円。3月8日まで(2月24日は休館)。

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