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表参道のリサイクル店「パスザバトン」閉店へ 今後「企業のモノ余り」に焦点

パスザバトン表参道の店内

パスザバトン表参道の店内

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 表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)西館地下2階のリサイクルショップ「PASS THE BATON OMOTESANDO(パスザバトン表参道)」が6月30日、閉店する。

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 「Soup Stock TOKYO」などを展開するスマイルズ(目黒区中目黒1)が手掛ける「パスザバトン」は、「NEW RECYCLE」をコンセプトに、個人から集めた品物などを扱うリサイクルショップ。商品は、出品者の顔写真やプロフィール、商品に対する思いなどを掲載して販売しているのが特徴。

表参道の店舗は、2010(平成22)年に2号店としてオープン。店舗面積は約78坪で、インテリアデザイナーの片山正通さんが手がけた店内は、壁面は白を基調に、アンティークの食器棚などを什器に使っている。

 表参道という立地柄、「ファッション好き」の人の来店が多く、アパレルなどのアイテムが人気だったほか、「PASS COUNTER」という仕入れ機能が存在していたことから、出品者希望者も訪れていた。加えて、併設するギャラリーの企画を目当てにしている人もいたという。

 今回の閉店は、新型コロナウイルス感染症による経済状況への影響もあるというが、「企業を中心としたこれからのモノづくりの状況への問題意識」から同店の閉店を決めたという。ブランドを立ち上げた2009(平成21)年当初より、リサイクルが根付いてきた一方、モノは増え続けアパレル業界でも「大量廃棄の問題などが取り沙汰されている」ことや「SDGs」「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」という言葉を耳にする機会が増えてきたことなどから、特に「企業のモノ余り」という世の中の問題に向き合うため、「私たち自身が変わっていこう」と考えたという。

 シーズンを過ぎた洋服やB品を世の中に提案する活動もしてきたが、店舗での表現の幅や取り扱える商品の種類や数などは限りがあり「やり切れていなかった」ことから、企業のデッドストックや規格外品、倉庫に眠っていた未活用のアイテムを集めて販売する蚕(のみ)の市「PASS THE BATON market」という活動にも注力していく。

 営業時間は11時~20時。表参道店では現在、「LAST BATON at OMOTESANDO」と題したセールを行っている。丸の内店、京都祇園店、オンラインショップは引き続き営業する。

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