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渋谷パルコで浅野忠信さん個展 画業初期の作品から会場で制作した新作まで

絵は「切り離せない大切なもの」と話す浅野忠信さん(TAAMURADAISUKE)

絵は「切り離せない大切なもの」と話す浅野忠信さん(TAAMURADAISUKE)

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 浅野忠信さんの個展「FREAK」が4月9日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)4階の「PARCO MUSEUM TOKYO」で始まる。

会場で描いた新作

 1973(昭和48)年生まれの浅野さん。1990(平成2)年に映画「バタアシ金魚」でデビュー。2008(平成20)年には主演作「モンゴル」がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、2011(平成23)年には「マイティ・ソー」でハリウッドデビューするなどしている。

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 幼少期から「時間さえあれば」兄と絵を描いていた浅野さんは、1999(平成11)年に初の画集「error」を発表すると共に同名の個展を開催。アクリル絵の具や鉛筆、ボールペンなどによるドローイング、ペインティング、コラージュなど幅広い作品を手掛けている。

 2年ぶりの大型個展となる同展は約1年半~2年前から構想されていたという。「error」の裏表紙に採用された、段ボールに描いた作品など倉庫に保管していた初期の作品から、近年取り組んでいる水彩・油彩画まで約250点を展示。作品のセレクトは「僕自身も楽しみたい」と、企画・製作を手掛けた亜洲中西屋(目黒区)などに任せた。制作年が定かでは無い古い作品もあり、「忘れていた作品もあり、面白い。よくこんなの描けたな」と笑う。

 新型コロナウイルス感染症の流行に伴い「自宅にいる時間が増えたので、ひたすら、じっくり絵を描けた」なか、普段自宅で使っている画材などを置いた疑似アトリエコーナーの壁紙にプリントした花の作品はコロナ禍で描いたシリーズだという。

 かつて二子玉川に存在したテーマパーク「ねこたま」の猫をモチーフにした初期の作品と対比するかのように、会場で描いた大型のキャンバス作品には猫カフェの猫をモチーフに描いた。初期の作品は大型作品が多かったが、「途中で飽きちゃう」と近年は小型作品が多くなっているという。一方で「最近は大きい絵も描きたいので頑張りたいなとは思っている」ことから、「(会期中に)ひょっとしたら描き足すかも知れない」と話す。既製品の椅子にペインティングした作品も会場で制作した新作になる。

 このほか、フェンスを乗り越えようとしている男のドローイングから着想を得てフェンスを設置し、そこに作品を展示していたり、浅野さんの倉庫を表現したコーナーを作ったりしているほか、アニメーション作品も上映している。アニメーションと一緒に流れている音楽や場内のBGMも浅野さんが手掛けたオリジナル楽曲になっている。

 画業は「偏った僕という人間の一面」と言い、幼少期から描いてきた絵は「自分を救ってくれている、切り離せないとても必要なもの」と表現した浅野さん。「俳優業は大変なので、息抜きのような要素が大きい。放っておいてもかける癖のようなものなので、後は絵を描いて生きていけたらいいなと思っている」と笑顔を見せる。「好き勝手に描いた絵がたくさん飾られているので、作品を見て皆さんも自由な気持ちになってもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 現在の営業時間は11時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=700円、学生=500円、小学生以下無料。今月25日まで。

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