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渋谷の実験拠点「100BANCH」、複合イベント「ナナナナ祭」をオンライン交え開催へ

昨年開催時の「ナナナナ祭」の様子

昨年開催時の「ナナナナ祭」の様子

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 JR渋谷駅新南口近くの渋谷川沿いにあるオープンイノベーション拠点「100BANCH(ヒャクバンチ)」(渋谷区渋谷3)が7月7日から、複合イベント「ナナナナ祭」を開催する。

毎年人気の「コオロギラーメン」

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 ナナナナ祭は2017(平成29)年7月7日にオープンした同所の周年記念イベントとして毎年開催している文化祭イベント。同所のアクセラレーションプログラムに参加するプロジェクトの発表の場として取り組みを公開している。

 3回目となる今年は、リアルとオンラインを掛け合わせた新しい形を採用し、自宅などからオンラインで参加でき、配送する実験キットで体験を共有できるようにする。期間中は約30のプログラム、70以上のイベントを展開する。

 初日には3部構成のオープンイベント「こんにちは未来」を開催。第1部となる基調対談「Willから未来はつくられる」にはパナソニック(大阪府門真市)の津賀一宏社長が登壇するほか、第2部には同所を運営するパナソニック、ロフトワーク(道玄坂1)、カフェ・カンパニー(神宮前5)の代表者が登壇し「3年間の100BANCHから見えた未来」についてトークする。

 期間中展開するのは、コオロギ2種からとるスープやコオロギを練り込んだ麺などで作る「コオロギラーメン」やカイコのフンを使った「蚕沙(さんしゃ)タピオカミルクティー」を食べながら、作り方やこだわりを話す「ANTCICADA TV~昆虫食の最先端を味わう90分~」(3,000円)、先進技術に関するお題が提示される「テクノロジー大喜利」(1,000円)、音声が通じない中で手話や身振り、表情などでコミュニケーションを取る異言語脱出ゲーム「リモートDEお化け退治大作戦」(2,500円)、小学生向けのオンライン宇宙教室「スペース・キッズ・スクール」(特別編、3,000円)、野菜のペーストクリームで食パンに絵を描いて食べる「やさいのキャンパススタジオ」(1,000円)、渋谷川を中心に時代ごとの渋谷の変遷をオンラインでたどる「昔の渋谷川へTimeTravel」(3,000円)など。

 プログラムは事前申込制で、現在ウェブサイトで申し込みを受け付けている。ナナナナ祭は8月7日まで。

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