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渋谷でラグビー日本代表ユニホーム展示 競技用車いす体験も

ラグビー日本代表のユニホームなどを展示する

ラグビー日本代表のユニホームなどを展示する

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 ラグビー、車いすラグビー日本代表に関する展示が現在、渋谷区文化総合センター大和田(渋谷区桜丘町)3階「こども科学センター・ハチラボ」で開催されている。

競技用車いす体験もできる車いすラグビーの展示エリア

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 日本代表チームにユニホームを提供しているカンタベリーオブニュージーランドジャパン(新宿区)が9月20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)、10月10日に開幕する車いすラグビーワールドチャレンジに合わせ展開。グループ会社のゴールドウイン(松濤2)が、渋谷区と締結した包括連携協定「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(通称S-SAP)」の一環でもある。

 テーマは「世界に勝つためのラグビー日本代表ユニホーム隠された秘密」。場内に展示するのは一般販売していない選手が着用するユニホームで、かぶとの前立てをイメージした前面、追い掛けてくる相手から遠くにいるように見せるため遠近法を取り入れた背面それぞれのデザインや、スクラムで相手と直接組み合うこともあり胸部の筋肉が発達した体格にも合わせたフォワード用、軽量性や伸縮性、相手選手につかまれにくいシルエットなどバックス用といった、ポジション別の特徴も紹介。間近に見たり触ったりでき、麻の葉・矢羽根・青海波など透かしで入れた模様も間近で見られるようにした。

 現在のポリエステルとかねて使われていた綿のユニホーム素材を触って比べられるコーナーや、キャプテンのリーチマイケル選手をはじめ、稲垣啓太選手、ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手など6選手の等身大パネルを置いたフォトスポット、レプリカユニホームを着てトライしているような写真が撮影できるコーナー、「未来のユニホーム」をデザインできるコーナー(9月24日以降ブランドホームページで公開)も用意する。

 車いすラグビー関連では、選手たちが着ている現行ユニホームのほか、実際に選手たちが使っていた競技用車いす(計3台)、日本代表選手の写真を展示するほか、ルール紹介映像も上映する。競技用車いすに乗ることができる体験コーナーも用意する。

 会場には区内の小学生や、ファミリーを中心に来場があり、休日には1日で500人以上来場した日もあったという。競技用車いすをはじめとする体験コンテンツの人気が高いという。

 開催時間は10時~17時。入場無料。11月10日まで。

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