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藤井フミヤさん、代官山で16年ぶり個展 CG、ボールペン画、切り絵など多彩に

目玉となる新作でボールペンで模写したボッティチェッリの「ビーナスとマルス」

目玉となる新作でボールペンで模写したボッティチェッリの「ビーナスとマルス」

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 歌手・藤井フミヤさん16年ぶりの個展「THE DIVERSITY多様な想像新世界」が8月21日、代官山ヒルサイドフォーラム(渋谷区猿楽町、TEL 03-5489-3686)で始まる。

藤井さんがアトリエで制作する様子

 リードボーカルを務めていた7人組バンド「チェッカーズ」が解散した1993(平成5)年に初個展を開いた藤井さん。2003(平成15)年の「FUMIYART」展以降は画家としての活動を休止していた。

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 16年ぶりとなる個展は、1993年に発表した自身のパソコンで制作したCGアートをはじめ、2003年に発表した線画、カッターを使う貼り絵、切り絵に加え、初公開となるアナログ作品など、新作を含む約100点を展示する。

 新作は、油絵、水彩画、画家サンドロ・ボッティチェッリへのオマージュとして赤や青、黒、緑などのボールペンで模写した「Venus and Mars(ビーナスとマルス)」など。「錆(さ)びゆく裸婦」は焼いてさびさせた針金で女性をかたどった作品。星やハート、チョウなどのラメ入りシールで観音やマリアをかたどる作品「ステッカーモザイク」、ファンタジックなサメや月、火の玉、木などでアダムを、猫や龍、コウモリなどでイブをそれぞれかたどった対の作品「楽園の追放 妖精の崩壊」、切り絵のマーマン&マーメードなども並ぶ。

 「体の柔らかな曲線美に引かれている」ことや「日本の美人画が好き」なことなどから女性を描いた作品が多い。藤井さんは画材店だけで開く、文房具店やホームセンターなどにも足を運んでいると言い、シルクスクリーン、ビニールを使った作品、木を使った作品など幅広い道具や技法、作風の作品も見られる。

 「この日が来るのをワクワクしていた」という藤井さん。25年分の作品が並ぶ会場を「ギャラリーが美術館のように感じる」と表現し、「じっくり見ると面白いと思う」と話した。

 開催時間は11時~19時。入場料は700円(高校生以下無料)。9月1日まで。

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