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シアターオーブでミュージカル「王様と私」 渡辺謙さん凱旋公演

「Shall We Dance」を踊る有名なシーン(Photo by Matthew Murphy The London Palladium Production)

「Shall We Dance」を踊る有名なシーン(Photo by Matthew Murphy The London Palladium Production)

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 俳優・渡辺謙さんらが主演するミュージカル「王様と私」が7月11日から、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)の劇場「東急シアターオーブ」で上演される。

前日会見に登場したケリー・オハラさんや渡辺謙さんら

 「サウンド・オブ・ミュージック」などで知られる作曲家リチャード・ロジャースと劇作家オスカー・ハマースタイン2世のコンビが手掛けた同作は、1951年に初演し、翌年にはトニー賞で最優秀作品賞を含む4部門を受賞。以降、リバイバル上演や映画化されている。

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 2015年にバートレット・シャーさん演出の下、19年ぶりのブロードウェー公演としてNYリンカーン・シアターでリバイバル上演された同作で、渡辺さんが米女優ケリー・オハラさんとダブル主演。オハラさんはトニー賞ミュージカル部門の最優秀主演女優賞を受賞、渡辺さんは日本人初となる最優秀主演男優賞にノミネートされ話題となった。

 物語の舞台は1860年代のシャム(現在のタイ)。未亡人のイギリス人女性アンナ(オハラさん)は、シャム王(渡辺さん)の子女たちに西欧式の教育をするための家庭教師として王宮に迎えられる。東洋と西洋の文化や立場の違いから衝突を繰り返すが、イギリスから視察に訪れた特使の接待にアンナが一役買ったことをきっかけに仲を深めていく。そんな中、貢物としてシャム王に献上された女性タプティムが恋人である使者ルンタと共に脱出を図ったことが判明。激高しタプティムにむち打ちの刑を下すシャム王にアンナは怒りを覚える。分かり合えた2人にも別れの時がくる――。

 NY、英ロンドン公演を経て日本公演となった今回。渡辺さんは「日本の俳優が日本でやるのに『何で、英語で演じるの?』と腰が引けていたが、ケリー・オハラ、(7月15日まで王の夫人を演じる)ルーシー・アン・マイルズの2人を、日本のお客さまに見てほしいという気持ちが勝った。それを実現できたのが一番うれしい」と喜びを表現。そのオハラさんは「この作品は私の母国アメリカで始まったショーだが、いつか彼の母国でやりたいと思っていたので本当にうれしい。日本に連れて来てくれてありがとう」と応えた。

 オハラさんは「渡辺さんを尊敬・尊重している。(共演は)人生の中でもベストなコラボだと思っている。大好きなショーでもあるので、他にないショーをお見せしたい」と意欲を見せる。渡辺さんは「これだけトップクラスの方々が来ることはない。本当に楽しみにしていただいていい」と自信をうかがわせ、「胸を躍らせて来場いただき、(劇中で使われる)『Shall We Dance』を歌いながらお帰りいただけるのでは」と期待を込めた。

 上演時間は約3時間(途中休憩20分含む)。英語上演(日本語字幕あり)。観賞料は、SS席=1万9,000円、A席=1万2,000円ほか(当日券の販売あり)。8月4日まで(全30公演)。

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