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渋谷で明治~現代のガラス瓶を展示する展覧会 国産初のビール瓶も

約400本のビンテージガラス瓶が並ぶ

約400本のビンテージガラス瓶が並ぶ

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 ビンテージのガラス瓶を展示するエキシビション「ガラスびんテージハウス」が6月19日、渋谷・並木橋交差点近くの古民家をリノベーションしたレンタルスペース「並木橋オールドハウス」(渋谷区東1)で始まった。主催は日本ガラスびん協会(新宿区)。

ビール瓶やジュース瓶などが並ぶ一角

 若者へガラス瓶の魅力を発信することを目的に、ポップアップカフェなどを展開している同協会。1933(昭和8)年に建築された古民家で開催する同展では、明治~昭和のビンテージガラス瓶約400本を通して、ガラス瓶の歴史と変遷をたどるとともに新たな可能性を探る。

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 「ビンテージエリア」には、私設博物館「ボトルシアター」(中野区)館長の庄司太一さんが所蔵するガラス瓶を展示する。明治20年代に製造された国産初のビール瓶をはじめ、戦前~戦後のビール瓶、酒瓶、昭和20~30年代に「人気を博した」という和製コーラの瓶、大正~現代のサイダー瓶、明治~昭和20年代の牛乳瓶、明治40~大正ごろに使われていた哺乳瓶、明治~大正に万年筆と共に多く出回ったというインク瓶などが並ぶ。

 中には、戦争による資材不足から「サッポロ・エビス」と刻印された瓶にサントリーのラベルが貼られたビール瓶、国産第1号のウイスキー瓶、駅名が入ったラムネ瓶、ヒョウタンのような形をした「ニッキ水瓶」、列車などをかたどった瓶、昭和20年代に合法で販売されていた除倦覚せい剤の瓶なども見られる。

 石の灯ろうや五重塔が置いてある庭には、再利用できる状態に砕いた使用済みのガラス瓶「カレット」約800キロを敷き詰め「枯山水風びんカレットガーデン」を造り、リサイクルできる特性をアピール。透明のものだけでなく、緑色や茶色のカレットも使い、川などを表現した。来場客は庭に下りることができ、周りに置くベンチなどに座って庭を眺めることもできる。

 ラウンジスペースには、「びんむすめ」と呼ぶ瓶に触れる仕事をしている女性たちの写真を装飾。同所には、メレンゲやクッキー、グラノーラなどガラス瓶入りの焼き菓子やジンジャーエールを提供する「ブルックリンリボンフライ」、紅茶を提供する「イップ」など4店が日替わりでドリンクを提供するスタンドも出展する。

 開催時間は12時~20時(土曜・日曜は11時~18時、イベント開催時は16時まで)。7月3日まで。入場料は、Peatixで販売する。前売り=800円、当日=1,000円(ドリンク1杯、焼き菓子1個付き)ほか。7月3日まで。

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