漫画「宇宙兄弟」とのコラボレーションカフェが現在、原宿駅近くの「ネスカフェ原宿」（渋谷区神宮前1）で開催されている。

作中に登場する料理を再現したフードなどを提供する

　漫画家・小山宙哉（ちゅうや）さんが手掛ける同作は、「2人で宇宙飛行士になる」という約束を果たすため、30歳を超えてから宇宙飛行士に再挑戦する兄（南波六太）と、一足先に宇宙飛行士として活動しながらも兄を信じて支える弟（日々人）を中心とした人間ドラマを描いている。2007年に雑誌「モーニング」（講談社）で連載を開始。2011年には小学館漫画賞・講談社漫画賞を受賞するなどし、テレビアニメの放送、実写映画化などしている。2018年1月現在で累計2000万部を超えている。

　今回、コミック35巻が3月22日に発売されたことを機にコラボレーションするとともに、同店を展開するネスレ日本が取り組む1日3杯コーヒーを飲む習慣の提案を図る。店内には、35巻の表紙をパネルで飾るほか、35巻に収録する物語2話分の複製原画40枚を展示。今回のコラボに合わせ「忘れられない一杯のコーヒー」をテーマに小山さんが描き下ろしたイラストをフォトスポットとして用意する。スクリーンでは、描き下ろしイラストと35巻の表紙の作画中を撮った映像などを流す。

　期間中は、同作に登場するキャラクターたちをプリントしたラテアートシート（素材はでんぷんなど）「ネスカフェ フォトラテ」をのせるカフェラテ（600円）を用意。そのほか、23巻で六太が母親から贈られた「オムーンライスTシャツ」を再現した「オムーンライス」（1,100円）、35巻で六太たちが「見ただけで口の中、味が再生できる」と言ったトルティーヤ（900円）など、作中に登場する料理を用意。23巻で登場した「たぶさんのハートコロッケ」（700円）は、作中で伊東せりか「お気に入り」の食べ方であるマヨネーズを添えて提供する。フードメニューにはフォトラテをのせたドリンクが付く。

　店頭では、フォトラテシート（5枚入り、1,500円）のほか、同作10周年記念マグカップ（1,500円）、エコバッグ（小1,000円）なども販売する。

　営業時間は11時～21時。4月7日まで。