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渋谷ストリームで屋外ファッションショー チョーヒカルさんもランウェーに

屋外にレッドカーペットを敷きランウェーを作った。。写真中央がチョーヒカルさん

屋外にレッドカーペットを敷きランウェーを作った。。写真中央がチョーヒカルさん

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 渋谷ストリーム(渋谷区渋谷3)前の稲荷橋広場3月21日、屋外ファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」が開かれた。

6年ぶりとなった「SHIROMA」のショーより

 今月14日から渋谷駅周辺で開催されている「渋谷ファッションウイーク(以下、SFW)」の一環。SFWは、現在渋谷ヒカリエ(渋谷2)などで開催されている「Amazon Fashion Week Tokyo」の関連イベントとなる。

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 1部「SHIBUYA FIRST STEP」では、2014年にファッションデザインコンテスト「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」で入賞した「SHIROMA」(デザイナー=城間志保さん)が6年ぶりにショーを行った。2017年ごろからメディアでの露出が増える中、「ショーをしていたことを知らない方に新人ブランドとして思われることもあり、コレクションショーでブランドのイメージを持ってもらいたい」(ディレクターの西家康隆さん)と参加を決めたという。

 28のルックを披露したコレクションは、レースや植物など「クラシックな要素を未来的に再構築することが一番のポイントだった」という。袖や背面に施した植物の刺しゅうは「ビンテージのワッペンのように」仕上げつつ、フューチャリスティック(未来的な)要素をミックスするためスパンコールをちりばめた。モデルの頭に透明のテープを巻くことでも未来館を演出した。ワンピースなどに使われた葉っぱが重なっているデザインのレースはネイビーとマスタードを使うことで「スポーティーさ」を取り入れつつ、綿糸とレーヨン糸を切り替え光沢の違いを出すことで「立体感や奥行き」を表現した。

 コートやワンピースなどにウレタン加工を施したオーガンジー素材を取り入れていたほか、「ここ2・3年くらい」作っているという、マジックテープの巻きスカートや肘当て、ビスチェなどパーツのように「身に付ける」アイテムが組み込まれた洋服も多く見られた。

 初めての屋外でのショーであることや商業施設の一角であることから「やったことがないことにチャレンジできた」と振り返った城間さん。西家さんは「オープンな状態でショーをやるのも面白いアプローチかなと思った」と話しつつ、音量制限あることなどから「思ったよりめちゃくちゃ難しかった。次はホールでやりたい」と笑う。

 2部の「SHIBUYA RUNWAY」には、SHIBUYA109や西武渋谷店、渋谷マークシティ、渋谷モディなどSFWに参加する商業施設に出店する14ブランドのショップ店員がモデルとして登場。「ヴォルカンアンドアフロダイティ」は蛍光カラーやジャージーなどストリートなスタイルを披露。「A&Fカントリー」は大容量のバックパックを背負ったアウトドアスタイルで登場。「カペルミュール」はデコルテ部分がチェック柄の半袖ジャージーなどのサイクルウエアを街着として提案。「メーカーズシャツ鎌倉」はダブルジャケットやカジュアルパンツなどのビジネススタイルを披露。「キディル」は2種類のチェック生地の切り替えが印象的なMA-1が目を引いた。

 今回は新たに「アートとの融合」をテーマに掲げ、アンバサダーにアーティストのチョーヒカルさんを起用している。ショーのフィナーレには、「シロマ」の洋服を着たチョーヒカルさんも登場。「普遍的に変化し続ける」渋谷を羽化に例え、ウレタン加工を施したオーガンジー素材に「セミの羽が(殻から)出てきている瞬間の美しさ」を表現したペイントした。「SHIBUYA RUNWAY」のモデルたちは、皮膚から植物が生えてきているようなチョーヒカルさんのペイントのタトゥーシールを付けていた。

 初めてランウェーを歩いたというチョーヒカルさん。「表舞台に立つ機会はあまりなく、選んでいただくこと自体に斬新さを感じた。途中で絶対に手を振らないでね、とかいっぱい注意された」と笑って振り返った。SFW大西賢治実行委員長は「今まで(のアンバサダーは)モデルや歌手の方が多かったので、新鮮で、逆に渋谷らしくて良かった」とも。

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