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アルバルク東京が開幕戦 サンロッカーズ渋谷との熱戦制す

開幕戦を迎えたアルバルク東京(黒のユニホーム)とサンロッカーズ渋谷

開幕戦を迎えたアルバルク東京(黒のユニホーム)とサンロッカーズ渋谷

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 アルバルク東京(以下、A東京)が10月6日、アリーナ立川立飛(立川市)でBリーグ2018-19シーズン開幕戦を迎えた。

この日ヒーローに選ばれたアレックス・カーク選手

 3シーズン目を迎えたBリーグ。渋谷区をホームタウンに位置付けるA東京は、初年度ホームアリーナに使っていた国立代々木競技場第二体育館(渋谷区神南2)の改修工事に伴い、昨シーズンからアリーナ立川立飛(立川市)を使っている。

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 開幕戦を前に会場では、昨シーズンの優勝を記念した「チャンピオンリング」贈呈式が行われた。大河正明チェアマンの手でA東京の選手やコーチたちの指にリングがはめられ、正中岳城(しょうなか・たけき)キャプテンは「皆さんと共に戦った昨シーズンの成果のシンボルとなるリングを授与してもらった。このリングは今シーズンの戦いを約束してくれるものではない。皆さんと共にこのリングの先に進んでいきたい」と意気込んだ。田中大貴選手は「自分は欲張りなので、もう一つ欲しいと思った」と笑いを誘った。

 同じ渋谷をホームタウンに活動するサンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)との開幕戦となったこの日は序盤から白熱した戦いを見せた。ベンドラメ礼生選手の得点で先制したSR渋谷は、ロバート・サクレ選手とライアン・ケリー選手の元NBAロサンゼルス・レイカーズコンビが強さを見せる。A東京は途中出場した馬場雄大選手がリバウンドからの速攻や3ポイント(P)などで勢いを与えた。1点のリードを許したA東京は、第2クオーター(Q)は「積極的にピックを使っていこうと思っていた」という田中選手が、アレックス・カーク選手をアシストしたり自ら得点を挙げたりとチームを引っ張り、39対38と逆転に成功した。

 接戦のまま突入した最終Q。A東京は馬場選手や安藤誓哉選手がドライブからチャンスを作り一時6点差をつけるも、SR渋谷はケリー選手がファウルで得たフリースローを100%の確率で決めるなどミスマッチを生かしたプレーで同点に追いつく粘りを見せると、残り1分25秒でベンドラメ選手の3Pで逆転に成功。アリーナに集まった2787人の声援が響く中、一進一退の攻防を見せたが、カーク選手がインサイドで強さを見せたA東京が73対71で勝利を収めた。

 今月2日までタイで開催されていたアジアのクラブナンバーワンを決める「FIBアジアチャンピオンズカップ」に出場していたA東京。ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ(HC)は「最後までクロスゲームとなったがよく戦ってくれた」と選手をたたえた。田中選手は「最後の方足が重かったし、疲労感の方が大きいのが本音」と話しながら、「タフで難しいシチュエーションで苦しい試合になったが、勝ち切れたのは、すごく大きな勝ち」と振り返る。覇者として臨む今シーズンについては、「優勝したからとっていい感じでいけるとは思っていない。ルールも変わり帰化選手の部分でアドバンテージがある他のチームの方が有利かとも思うが、自分たちがそれを上回れるようにやっていきたい」と意気込んだ。

 Bリーグ公式戦デビューとなったケリー選手は両チーム最多得点となる28得点をマーク。「初戦としてはいい感触だった」と手応えをうかがわせた。妻の出産のため一時帰国していたため、「後れを取り戻そうと練習していたので、いい結果がでた。勝てなかったのは残念だが、追い上げる姿を見せられたのはいい経験」と振り返る。インサイドだけでなくドライブや3Pなどオールラウンダーとしての強さを見せたこの日。「何でもできることが一番の武器。やるべきことは自信をもってやろうと思って臨んだし、ミスマッチが生まれるのは分かっていたので常に狙っていた」とも。カリー選手とマッチアップする場面もあった馬場選手は「本当に何でもできるオールラウンダーだと思うのですごく苦労した」と話した。

 ケリー選手と初めて同じ試合に出場したベンドラメ選手は「頼りになる。(ケリー選手が)スモールフォワードができるのはアドバンテージになるので、そこをを強みにしたい。インサイドでも点を取れるので、ディフェンスが寄った時にアウトサイドにチャンスが生まれるので、そこは常に準備しておきたい」とも。今季初のリーグ試合出場となったが「コンデションは悪くない。試合をしていなかったし、アルバルクには(大学の)先輩もいっぱいいたので今日の試合がすごく楽しみだった。負けはしたが前向きに捉えてシーズンを戦いたい」と意気込んだ。

  両チームは7日も同所で戦う。

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