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渋谷スクランブル交差点の人波でサーフィン? 通行量データからデジタルな波生成

スクランブル交差点を渡る人の量などを解析し作るデジタルの波と連動してサーフボード型のデバイスが動く

スクランブル交差点を渡る人の量などを解析し作るデジタルの波と連動してサーフボード型のデバイスが動く

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 渋谷駅前交差点(スクランブル交差点)の人波でサーフィンするデジタルインスタレーションコンテンツ「BIT WAVE SURFIN’」が9月10日から、渋谷マークシティ(渋谷区道玄坂1)1階の広場で公開されている。

スクランブル交差点を渡る人の性別や年齢で映像の演出が変わる

 今月7日に始まった多様な未来を考えるイベント「SOCIALINNOVATION WEEK SHIBUYA 2018」の一環。NTTドコモと電通が共同出資するD2Cグループのクリエーティブ企業「カケザン」(中央区)が企画・プロデュース、デジタルマーケティング事業などを展開する「イメージソース」(神泉町)が制作を担当し、NTT(千代田区)の協力で誕生したコンテンツ。

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 スクランブル交差点の歩行者の通行量などを解析し、生み出すデジタルな波と連動してサーフボードをかたどったデバイスが動く仕組み。「グリコビジョン渋谷」に設置したカメラで撮影されているスクランブル交差点のライブ映像を、会場のサーバーに分岐。物体を検出する技術「Yolo」と高速化したディープラーニング(深層学習)で、映像内各領域の人の量や性別、年齢層を解析。そのデータを基に演出が変わるようになっている。

 会場には、幅4.5メートル×高さ3メートルのLEDパネル2面をL字に設置し、床面にもLEDパネルを敷き詰め、その上にサーフボードをかたどったデバイス3台を設置。体験者は同デバイスの上に乗って体験する。LEDパネルに映し出される波の高さは人の量で変わり、演出の色味や映像は性別や年齢層で変化するようになっている。演出時の背景は朝・夕・夜など時間帯に合わせてオレンジや黒などに変わる。体験時間は約1分。

 カケザン長尾啓樹(ひろき)社長は「街をデジタルで面白く表現したいという思いと、スポーツをデジタルにしたいという思いを掛け合わせ、渋谷を象徴するスクランブル交差点の人波を活用した。街のデータを楽しんでもらうことが、この先の世の中のやり方につながるのでは。多くの方に体験してほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~21時。体験無料。今月17日まで。

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