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サンロッカーズ渋谷、アルバルク東京が同地区上位対決 東海大同級生対決実現

熱い攻防を繰り広げたサンロッカーズ渋谷(黄色のユニホーム)とアルアール東京(白色のユニホーム)

熱い攻防を繰り広げたサンロッカーズ渋谷(黄色のユニホーム)とアルアール東京(白色のユニホーム)

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 青山学院記念館(渋谷区渋谷4)で12月23日、サンロッカーズ渋谷(以下SR渋谷)とアルバルク東京(A東京)が対決した。観客数は2783人。

ベンドラメ礼生選手と小島元基選手のマッチアップが実現

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 共に渋谷区をホームタウンに活動する両チーム。今季は同じ東地区に属し、16勝8敗で3位のSR渋谷、19勝5敗で1位のA東京と上位対決となる今節。かねて注目を集めていたSR渋谷・ベンドラメ礼生選手とA東京・小島元基選手の東海大学同級生のBリーグ初マッチアップが実現した。

 ベンドラメ選手は今季、シューティングガードとして出場していることが多いためマッチップした時間帯は短かったが「その中で意識し合っている感じがあった」と振り返るベンドラメ選手。小島選手も「楽しかった」と笑顔を浮かべ、「俺が出ている時間帯無得点だからな」(小島選手)、「2回ピック&ロール(以下P&R)決めたし」(ベンドラメ選手)、「あれはタフショットだ」(小島選手)など言い合う仲の良さを見せた。

 ベンドラメ選手について小島選手は「P&Rからの体の使い方やその後のジャンプショットも打ち切れているし、さすがだなと思った。1対1は破られていないと思うので、P&Rを使われた時にどう守るか考えたい」と闘志を燃やした。この日の軍配については「チームが勝った方が勝ち」とも。

 良い立ち上がりを見せたのはA東京。竹内譲次選手が3ポイント(P)シュートを含む3本のシュートを100%の確率で決めるなどし、8対26と大量リードを奪う。追うSR渋谷は第2クオーター(Q)、山内盛久選手、ベンドラメ礼生選手の連続3Pで試合に入ると徐々に点差を詰め、中盤には清水太志郎選手の3Pで一時7点差まで追い上げた。再びA東京が得点力を見せた第3Qは、アレックス・カーク選手がアリウープを2本決めるなど会場を沸かせ、SR渋谷は満原優樹選手、ジョシュ・ハレルソン選手、ベンドラメ選手の3Pなどで応戦するも点差は縮まらず、62対91でアルバルク東京が大勝した。

 4Qには、共に特別指定選手として入団しているSR渋谷・阿部諒選手がホーム戦デビューを、A東京・齊藤拓実がBリーガーデビューをそれぞれ果たした。阿部選手は初のホームアリーナに「ものすごいファンの方々がいて、暖かく迎え入れてもらえて、試合には負けたが、自分の気持ちも高まった」と話す。勝久ジェフリーヘッドコーチ(HC)からは「ディフェンス(DF)でハッスルすることやルーズボールに飛び込むところなど」を指示されていると言い、「まだまだできていないので、これから出たらやりたい」と意欲を見せた。

 「正直出るとは思っていなかった」という齋藤選手。「ルカ(・パヴィチェヴィッチ)HCは点差が開いたからという理由などで出したくないと言われている。チャンスをくれたのはチームには入れたのかなと思う」と言い、「相手のDFがゾーンだったので、ゾーンブレイクが出来たのは良かった」と振り返った。チームメートには同じく大学4年の馬場雄大選手が在籍している。「普段から気をつかわずにしゃべれる大きな存在。活躍しているのは同じ年として刺激になる」とも。

 両チームは今月24日にも同所で戦う。

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