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アルバルク東京、新入団選手意気込み語る 日本育ち米ランデン・ルーカス選手ら

(左から)馬場雄大選手、小島元基選手、林邦彦社長、ルカ・パヴィチェヴィッチHC、安藤誓哉選手、ランデン・ルーカス選手

(左から)馬場雄大選手、小島元基選手、林邦彦社長、ルカ・パヴィチェヴィッチHC、安藤誓哉選手、ランデン・ルーカス選手

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 男子プロバスケ・Bリーグ「アルバルク東京」に2017-18シーズン新加入した選手たちが7月26日、新体制会見で意気込みを語った。

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 Bリーグ開幕に合わせ、昨シーズンから渋谷区をホームタウンとしている同チーム。9月末のシーズン開幕に先駆け開かれた会見では、新たなスローガン「WE」を掲げ、昨シーズン果たせなかったリーグ優勝を目標に挙げた。

 新たにチームを率いるのは、昨シーズン日本代表のテクニカルアドバイザーを務めたルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ(HC)。1948(昭和23)年にトヨタ自動車の実業団として創部した同チームのHC就任に「強い義務と責任を感じる」とあいさつ。

 目指す戦い方は「シンプルでベーシック」だといい、「激しくて強い、堅実なチームディフェンス」がチーム作りの根底となる。「柔軟性を持たせたスマートなプレー」を心掛けるオフェンスは、「トランジション(攻守の切り替え)で走るバスケ。ハーフコートに入ってからはピック&ロールでのプレー、1対1からのドライブ」を中心にする。その戦術にフィットする選手を探すのに少し時間がかかったというが、その中でも「必ず成長するだろう若い選手を獲得できた。ベテラン選手たちとの一体感を作ることが大事」と話す。

 新たに入団したのは、京都ハンナリーズから移籍した小島元基選手、筑波大学在学中ながら入団を決めた馬場雄大選手、秋田ノーザンハピネッツから期限付き(レンタル)移籍となった安藤誓哉(せいや)選手、小学校卒業まで日本に暮らしていたランデン・ルーカス選手、NBAクリーブランド・キャバリアーズでプレーした経験を持つジャワド・ウィリアムズ選手、ユニバーシアード米代表に選出された経験を持つアレックス・カーク選手の6人。

 プロ2年目で初めての移籍に「心が重くなった」という小島選手は、「チームとして優勝したいことと、地区内・チーム内での競争が激しく自分の成長につながると思った」と入団の理由を説明。チームには小島選手のほか安藤選手、伊藤大司選手らが同じポイントガードのポジション。「それぞれの選手をリスペクトしているが負けるつもりはない。徹底的にディフェンスでプレッシャーをかけ、得意としているピック&ロールで貢献していきたい」と意欲を見せた。

 同チームが所属する東地区のサンロッカーズ渋谷には、同窓のライバルで昨シーズン新人賞を獲得したベンドラメ礼生選手がいる。 「(自分が)けがをした瞬間にあいつ(=ベンドラメ選手)に新人賞を取られると思った」と悔しさをにじませつつ、「目にものを見せたい。対戦をめちゃくちゃ楽しみにしている」と早くも闘志を燃やす。

 大学最後の年を「少しでも高いレベル場所でバスケをしたい」と、海外でのプレーを考えていた馬場選手は、筑波大の吉田健司監督にBリーグを進められたという。個人ワークアウト(トレーニング)で指導を受けたことがあるパヴィチェヴィッチHCは「父親のような存在」といい、「Bリーグを甘く見てはいけない」と忠告を受けたことが、自信を見つめ直すきっかけとなった。

 「やってやるという気持ちはあるが、外国人は日本人とするバスケは違うので、自信はあまりない。若造なので吸収していかないと」と謙虚な姿勢も見せる。パヴィチェヴィッチHCは「国際的に通用する選手だと思う」と評価しつつ、「海外に行く前に実力を試すことも大事。Bリーグで強さを証明してほしい」と期待を込める。

 安藤選手は移籍を「すごく悩んだ」というが、「ルカ(HC)のバスケに引かれたこと」「プロとしてキャリアの中で優勝をつかみ取りたいという思いがあった」ことから入団を決断。昨シーズン秋田ノーザンハピネッツは、B1残留を懸けたプレーオフで逆転負けを喫したことから「一瞬も気が抜けないことを学んだ。全力で戦い、前へ向かう姿勢を見せたい」といい、「(アルバルク東京は)良い選手が多く昨シーズンよりプレータイムは減ると思うが、その中でアグレッシブさ・激しさ・堅実さを出していきたい」と話す。

 前日来日したばかりのルーカス選手は、時差ぼけで朝4時に起床したという。「日本に戻ってきてプレーできることが待ち遠しい」と目を輝かせ、「リバウンドやディフェンス、大学時代にもしてきたスタッツには残らない地道なプレーで貢献していきたい」と意気込む。日本語の質問も一部分かるようで、「(日本語は)子どものころは得意だったが、たくさん忘れた」と日本語で答え、「再びに本で暮らすうちにふと思い出すこともあると思う」と話した。好きな日本食は「(越前)そばとラーメン」で、アニメは「トトロ」をよく見ていたと笑顔を浮かべた。

 東地区は、昨シーズンの覇者である栃木ブレックスをはじめ強豪ぞろいの地区となる。パヴィチェヴィッチHCは「タフな地区で、長く厳しい戦いになるだろう。プレーオフに駒を進め、優勝を狙って戦いたい」と意気込んだ。

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