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渋谷で英パンクバンド「ザ・ダムド」実録映画 40年の活動追う、来日ツアー時の写真展示も

幾度のメンバーチェンジや解散・再結成を経て現在も活動を続けている「ザ・ダムド」

幾度のメンバーチェンジや解散・再結成を経て現在も活動を続けている「ザ・ダムド」

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 渋谷HUMAXシネマ(渋谷区宇田川町)で9月17日から、英パンクバンド「The Damned(ザ・ダムド)」のドキュメンタリー映画「地獄に堕ちた野郎ども」がレイトショー公開される。

2012年の来日ツアー時の写真も展示する

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 1976年に結成した同バンドは、「セックス・ピストルズ」「ザ・クラッシュ」と並ぶロンドン発パンクロックバンドとして知られる。同年初のシングル「New Rose」を、翌年に1枚目のアルバム「Damned Damned Damned(地獄に落ちた野郎ども)」をそれぞれ発表。幾度のメンバーチェンジ、解散・再結成を経て現役で活動を続けている。

 現在のメンバーは、結成時からのオリジナルメンバーでボーカルのデイヴ・ヴァニアンさん、ギターのキャプテン・センシブルさん、ベースのスチュ・ウェストさん、ドラムのピンチさん、キーボードのモンティ・オキシモロンさんの5人。

 同バンド初の映画作品となる同作。3年以上かけて撮影し、40年にわたるバンドの歴史や人間関係、メンバー間のもめごと、現在の姿などを描く。劇中には、初期メンバーのラット・スケイビーズやブライアン・ジェイムスさんをはじめとする歴代メンバーのほか、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズさん、セックス・ピストルズのグレン・マトロックさんらミュージシャンも多く出演している。

 メガホンを取ったのは、ロックバンド「モーターヘッド」レミー・キルミスターのドキュメンタリー映画「極悪レミー」を手掛けたウェス・オーショスキーさん。製作費は全額個人負担で、監督のほか脚本や撮影、編集なども全て1人でこなしたという。

 公開に合わせて劇場ロビーでは、2012年の来日ツアーで写真家・菊池茂夫さんが撮影した同バンドの写真約50点や、関係者提供によるLP やポスターなどの関連アイテムも展示する。

 会場では、フロント胸部に映画のロゴを、バックに邦題を縦に配置した「地獄の使者T シャツ」(3,240円)も販売する。

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