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恵比寿にドイツパンとコーヒーの店「フラウクルム」 クルム伊達公子さんプロデュース

「焼きたてのパンを食べる習慣を根付かせたい」と話すクルム伊達公子さん

「焼きたてのパンを食べる習慣を根付かせたい」と話すクルム伊達公子さん

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 恵比寿駅東口エリアに8月4日、テニスプレーヤーのクルム伊達公子さんがプロデュースするドイツパンとコーヒーのショップ「FRAU KRUMM(フラウクルム)BREAD&COFFEE」(渋谷区恵比寿1、TEL 03-6721-6822)がオープンした。経営はエスタシオン(文京区)。

プレッツェルなどが並ぶショーケース

 テニスプレーヤーとして世界中を旅しながら各地でパンを食べていたというクルム伊達さん。独レーシングドライバーのミハエル・クルムさんとの結婚後はドイツパンに触れる機会も増え、現役引退中ごろから「カフェを開きたい」と考えていたといい、念願をかなえて出店した。店名の「FRAU」はドイツ語で女性を指す単語。

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 場所は「ブーランジェリー・ロブ」跡。店舗面積は約14坪(3分の2ほどがキッチン)。自然な雰囲気を取り入れシンプルに仕上げた店舗はグレーや木目が基調。ショーケースに並ぶパンはスタッフが取り分けるヨーロッパのスタイル。テークアウトがメインで、イートインスペースも5席ほど用意する。ファサード上部には「966(クルム)」の数字も掲出している。

 ドイツパンを主力とするパンは30種類ほどを用意。ドイツ産オーガニック小麦粉を使うプレッツェル(200円)やラウゲン液を染み込ませる「ラウゲンクロワッサン」(300円)、ドイツ産オーガニックライ麦100%の「クルムブロート」(4分の1サイズ400円)、王冠のような見た目の「カイザーセンメル」(150円)、ケシの実を巻く「モーンシュネッケン」(220円)、ブルーベリーデニッシュ(320円)、カスタードクリームをのせる「ヴァニルズロザ」(200円)など。

 コーヒーは、豆に合わせて蒸らす時間などを設定できる米カーティス社のドリップマシンで入れる。世田谷などに店舗を構えるスペシャルティコーヒー店「堀口珈琲(コーヒー)」の豆を使い、オリジナルブレンドの「クルム ドリップコーヒー」(420円)やアイスカフェオレ(470円)などをラインアップ。オーダーを受けてから作るコールドプレスジュース(オレンジ600円)もそろえる。客単価は1,000円弱を想定する。

 「朝食はおいしいパンとコーヒーがあればいい」というクルム伊達さん。ドイツパンの魅力を「かめばかむほど味が出てくるところ」と話す。「思い描いていたことを形にすることは楽しかった」振り返り、「納得のいく雰囲気になったが、大事なのは商品。お客さんの反応を見ながらじっくり作り上げていきたい」と意欲を見せる。「住んでいる方やオフィスで働く方など地域の人に慣れ親しんでもらい、焼きたてのパンを食べる習慣を根付かせていけたら。いろいろな街に展開できたら理想」とも。

 営業時間は7時30分~18時。

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