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渋谷に新業態「HMV&BOOKS」1号店 書籍中心にエンタメ提案、セルフレジも

書籍を中心に音楽や雑貨などさまざまなエンタメ商品を集積する店内

書籍を中心に音楽や雑貨などさまざまなエンタメ商品を集積する店内

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 渋谷・公園通りの商業施設「渋谷モディ」(渋谷区神南1)に11月19日、書籍を中心としたエンターテインメントの大型複合店「HMV&BOOKS TOKYO」(TEL 03-5784-3270)がオープンする。経営はコンビニ大手ローソン(品川区)の子会社ローソンHMVエンタテイメント(同)。

棚にはCDや書籍などをミックスしてディスプレー

 HMVは渋谷の地で20年にわたり営業していたが、2010年に惜しまれつつも閉店。新店は、同社が掲げる書籍・音楽・映像を起点にさまざまなエンタメ体験を提案する「ユーザー360°」の集大成のような店になるという。同店は、同業態の1号店で旗艦店に位置付ける。コアターゲットは30~40代の女性。

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 出店するのは、同日開業する同施設の核となる5~7階の3フロアにまたがるブックス&カルチャーフロアで、売り場面積は約1815平方メートル。内装の色調などは既存店舗と異なり白を基調に仕上げた。各フロアで設けるテーマに沿って、CDやDVDなどを複合的に集積するコーナー作りをする。オープン時の取扱商品は書籍約24~25万、音楽・映像ソフト約5万、雑貨・グッズ約3万点だが、将来的には約50万点をそろえる予定。書籍の選定は、ブックコーディネーター内沼晋太郎さんのアドバイスを受けた。

 5階は「世界の食と旅」をテーマに、日替わりで旬な情報を提供する「A Day in the Life」コーナーや、インバウンド対応の1つとして日本文化を紹介する「BOOKS on JAPAN」コーナーも設置。「生きるヒント」をテーマにする7階には、仕事や恋愛、科学などの商品やHMV別注の雑貨などを展開。同フロアのギャラリーではオープン時、AKB48の衣装などを展示する。7階は「TOKYOカルチャー」をテーマに、コミックやライトノベルなどにも力を入れる。

 店内には、商品位置や店頭のイベント情報、ランキングなどを紹介するタブレット端末計21台を設置。通常のレジ12台に加え、各階にHMV初となるセルフレジ7台(クレジットカード支払いのみ)も設置。6階には、予約商品などの商品の受け取りカウンターと都内初の常設設置となる「ローソンチケット」カウンターも設けた。

 サービス面では、スマートフォンから商品・在庫検索や予約、取り寄せ、試聴などができる専用のアプリを用意したほか、同店店頭やオンラインショップなどで13時までに申し込むとその日の19時以降に同店で商品を受け取れる「当日取り寄せサービス」も始める。

 各フロアにはイベントスペース(約50人~200人)を設け、ライブやトークショー、セミナーなどのイベントを毎日開催。年間で1000本のイベントを予定している。中でも最も大きいスペースとなる7階(約150人~200人収容)には、インターFMのサテライトスタジオを併設。月曜~金曜は番組の公開生放送をするほか、イベントスペースでは連動イベントも行う。

 各イベントスペースに隣接してカフェスペースも併設。7階=アマレットの風味を加えた「シブヤ コーラ」やフライフードを提供する「ルカス フライフード&ソーダ」、6階=フリーポアラテアート世界チャンピオンの澤田洋史さんが創業したコーヒーショップ「ストリーマーエスプレッソ」、5階=畳を敷いて炉を切り、木曜と日曜には抹茶体験会も開く和カフェスタンド「あかりまど」。

 ローソンが子会社化した2010年にはすでに渋谷にHMVが出店していなかったことから、「いつの日か渋谷にHMVを戻したい」と思っていたというローソンHMVエンタテインメント坂本健社長。同店を「日々編集され、新しい出合い・発見ができる店」と言い、「リアルな場所で体感しながら出合う場所として大事にしていきたい」と話した。

 営業時間は11時~23時。年間売り上げ目標は17億円弱。同業態は今後、2018年度までに主要都市を中心に300~1000坪ほどの規模で10店舗の展開を計画。2018年度には同業態で年間100億円の売り上げ、同業態を含むHMV事業全体で600億円ほどの売り上げを目指す。

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