渋谷区総合庁舎、50年の歴史に幕 建て替えに向け仮庁舎へ移転

総合庁舎の外観

総合庁舎の外観

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 渋谷区総合庁舎(渋谷区)が10月9日、建て替えに向けて現庁舎での業務を終了した。

新庁舎の外観イメージ

 1964(昭和39)年、隣接する公会堂と共に建設された同庁舎。フロア構成は地下2階、地上6階。2011年の東日本大震災を機に区が行った庁舎の耐震診断調査で、震災時の活動拠点としての基準値より低い結果が出たことから、隣接する公会堂(今月4日閉館)と共に建て替えが決まっている。

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 業務最終日となった9日、閉庁時間間際でも多くの区民らの姿が見られたが、17時過ぎには通常通り業務が終了。その後も、職員らは移転に向けた搬出作業に追われていたが、自身の持ち場で写真を撮影する人の姿も見られた。

 今月13日からは、美竹の丘・しぶや(渋谷1)の一部、旧東京都児童会館跡地(同)、渋谷区立美竹公園(同)の一部に建設する仮設庁舎へ本庁舎機能を移転する。

 新庁舎(3万1400平方メートル)は区立神南小学校に隣接して建築。地下2階~地上15階の17フロア。各総合窓口をはじめ、展示スペースや情報・相談コーナー(1階)、2層吹き抜けになる区議会会議場の傍聴席などを設ける。道路に沿って一部歩道を整備するとともに樹木を配置。時計台は現在の場所に残し、周辺は憩いのスペースを設置した「シビルガーデン」を設け通り抜けができるようにする。

 敷地の一部(4565平方メートル)には70年の定期借地権を設定しており、公募で選んだ事業者(三井不動産など)が分譲マンションを建設することも決まっている。

 現庁舎と公会堂の解体は11月1日から2016年6月までに行い、同月中に本体工事に着手し2018年度に完成する予定。

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