渋谷公会堂、50年の歴史に幕 建て替えに向け閉館、ラスト公演は沢田研二さん

建て替えに向け閉館した渋谷公会堂

建て替えに向け閉館した渋谷公会堂

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 渋谷公会堂(渋谷区宇田川町)が10月4日、建て替えに向け閉館した。

新しい公会堂の外観イメージ

 1964(昭和39)年に東京オリンピックの重量挙げ会場として竣工し、翌年2月に渋谷公会堂(通称・渋公)としてオープンした同館。延べ床面積は地下1階~地上4階の5フロア計8150.53平方メートル。客席数は1階1235席、2階849席。食堂「渋谷公園通り食堂COLORS」なども営業していた。

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 2011年の東日本大震災を機に区が行った庁舎の耐震診断調査で、震災時の活動拠点としての基準値より低い結果が出たことから、隣接する総合庁舎と共に建て替えが決まっていた。

 閉館前には「渋谷公会堂FINAL」と題し、同所で14回目の公演となったシンガー・ソングライター岡村孝子さんや演歌歌手・氷川きよしさん、ロックバンド怒髪天など、同館なじみのアーティストがライブを開いた。ラストは、長年同館で正月公演を行っていた沢田研二さんの3デイズ公演で幕を閉じた。

 新公会堂(9570平方メートル)は公園通り沿いに建設。フロア構成は地下2階~地上4階の6フロア。新庁舎とつながる地階には約3000人の食料品3日分などを保管する防災備蓄庫を配置する。混雑緩和のため、1階エントランスは北側に設置し前面にはピロティを作る。2階が舞台(ホール)で、ホールは2000席(2階~4階)ほどを予定し、音楽や式典など多様な演目に対応可能な舞台構成にする。

 建て替えを前に同館では今月18日、楽屋などを見学できる「バックステージツアー」を開く。開催時間は10時~16時の間で3回。定員は抽選で各回30人。今月7日(消印有効)まで、はがきで応募を受け付けている。

 新しい公会堂と総合庁舎は2018年度に竣工予定。

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