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渋谷の独「ボッシュ」日本本社に世界初カフェ ブランド認知向上図る

木目を使うなど入りやすい雰囲気に仕上げたというエントランス

木目を使うなど入りやすい雰囲気に仕上げたというエントランス

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 渋谷・金王八幡宮近くに9月10日、カフェ「cafe 1886 at Bosch(カフェ1886アット ボッシュ)」(渋谷区渋谷3、TEL 03-6427-3207)がオープンした。経営は自動車機器や電動工具の開発・製造などを手掛けるボッシュ(同)。

古材など「温かみのある」マテリアルを採用した店内

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 1886年にドイツで創業し、現在約150カ国で事業を展開している同社。日本には1911(明治44)年に進出したが、日本では一般消費者向けの商品をあまり扱っていないことなどから先進12カ国の中では「認知度が低い」ことや、日本での売り上げの約9割が自動車関連であることから「ブランド全体をより広く多くの人に知ってもらいたい」と、ブランドコミュニケーションの一環として出店。店名は同社の創業年にちなんで命名した。

 企画・運営はトランジットジェネラルオフィス(港区北青山3、以下トランジット)に委託。内装は、窪田茂さん(窪田建築都市研究所)、コーヒーはコーヒー・ロースター「トリバコーヒー」、主力メニューのグルメサンドイッチはフレンチ「マルディ グラ」オーナーシェフ和知徹さんが監修するなど、さまざまなクリエーターたちとコラボレーションして作り上げた。

 場所はボッシュ日本法人本社の1階で、ショールームも兼ねるロビーに併設。店舗面積は167.53平方メートル。席数は85席(うちテラス16席)。Wi-Fi、電源完備。カフェエリアは、古材など「温かみのある」マテリアルを基調に、カウンター裏の棚などに本国から取り寄せる同社の商品をインテリアとしてディスプレー。ロビーは本国の研究施設と同じホワイトやグレーを基調に「未来」を表現したという。

 パンから開発したグルメサンドイッチはドイツの食文化をアレンジ。ドイツソーセージのオーバークライナーやマッシュポテトなどを、ライブレッドに挟む「スラバ」、カレーコーヒーパウダーのスパイスを利かせるハムカツサンド「ウィーン」(以上850円)など常時4種を用意。そのほか、コンソメスープに細切りのクレープ生地を入れる「フレーデルズッペ」をアレンジしたスープ(550円)など、ボッシュ本社があるシュトゥットガルド地方の料理をアレンジしたフードもそろえる。

 コーヒーはドイツで「昔から飲まれている味」をイメージ。コロンビアやエチオピアなどの豆をオリジナルブレンドし、深いりの「ダークロースト」(400円)やハンドドリップする浅いりの「ライトロースト」(500円)で提供。モーニング(8時~11時)にはパン・ソーセージ・ドリンクのセット(600円)など、ランチ(11時~14時)にはグルメサンドイッチと追加のサイドセット(200円または400円)を用意する。客単価は、モーニング=700円ほど、ランチ=1,000円ほど、ディナー=2,000円ほどを見込む。

 「日常的に使えるようなカフェを目指しコーヒーとサンドイッチに注力した」とトランジットのプロデューサー甲斐政博さん。近隣で働くクリエーターやノマドワーカーなどをコアターゲットに、「周辺にカフェが少ないので、仕事などで使っていただくことでボッシュと接点を作りブランドを知ってもらえれば」と期待を込める。

 ボッシュのウド・ヴォルツ社長は「当社の品質や革新、伝統を反映した」と言い、「日本の皆さんにより身近に感じてほしい」と利用を呼び掛ける。

 営業時間は8時~22時(土曜は11時~、日曜・祝日は11時~20時)。

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