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原宿にヘビカフェ「東京スネークセンター」 20種30匹超飼育、触れ合いサービスも

カーペットニシキヘビの「ジャガー」を抱く金子ヒサミツ社長

カーペットニシキヘビの「ジャガー」を抱く金子ヒサミツ社長

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 原宿に8月8日、ヘビカフェ「東京スネークセンター」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6427-9912)がオープンした。経営はヒュー・デザイン・レーベル(文京区)。

ゲージに入ったヘビを選んで席に置くことができる

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 昨年11月から今年3月にかけて限定オープンしていた同店が常設化したもの。同社社長の金子ヒサミツさんは山口・下関で育ち、子どものころにはカブトムシやカエルなどを捕まえて育てていたといい、「生き物の素晴らしさを伝えたい」という思いを持っていた。自身がへび年であることなどから5年前に脱サラし、ヘビをモチーフにしたオリジナルデザインの商品を展開する「hepi」を設立。2年ほど前から同店の出店を考えていたという。

 当初から常設店での展開を視野に入れていたが、予算の関係などからバーの営業外の時間を間借りし、曜日・時間共に限定で試験的にオープン。期間中は営業日数29日で1400人ほどが来店。大学生~20代後半の女性を中心に9割が女性客で、中には外国人旅行客もいたという。その反響もあり、クラウドファンディングで支援を募り常設化にこぎ着けた。

 情報発信力の高さや、若年層をコアターゲットにしていることから原宿エリアに出店。店舗面積は50平方メートル弱。席数は30席。白を基調にした店内には、ヘビの写真を飾っているほか、ゲージに入れたヘビも展示している。

 同店では現在、コーンスネーク、ボールニシキヘビ、カーペットニシキヘビ、アネリスリスティック、ミドリナメラ、サウザンパインスネーク、サンフランシスコガーターヘビなど約20種類32匹のヘビを飼育。来店客は、好きなヘビ1匹をゲージに入れたまま自身の席に置き、眺めながら食事をしたり写真を撮ったりできる。1ドリンク付きの入場料は1,000円。触れ合いサービス(540円)はオプションで用意。フードはケーキ(単品540円、盛り合わせ864円)、パフェ、キッシュまたはカレーパンのプレート(以上各874円)などを提供する。

 店頭では、ヘビの絵をプリントしたクッキー(324円)やポストカード(162円)、ヘビの抜け殻のお守り(カードサイズ、432円)、ヘビの種類名をプリントした湯飲み(1,296円)、ヘビのうろこを再現した柄のネクタイ(8,424円)などのグッズも販売する。

 金子さんは「ヘビ好きな方はもちろん、動物・生き物が好きな方同士が交流できる場所になれば」と話す。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。

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