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恵比寿のフレンチ「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」に初の野菜料理コース

「料理は健康を感耐えたものになる」と話すジョエル・ロブションさん

「料理は健康を感耐えたものになる」と話すジョエル・ロブションさん

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 恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)内のフレンチレストラン「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」1階カジュアルレストラン「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」で6月27日、日本国内初となる野菜料理のコース「Food&Life」の限定提供が始まった。

前菜からデザートまで野菜料理の「Food&Life」より

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 2~3年ほど前に、ロサンゼルスの学会で「がんに対する食の影響」についての論文が発表されたことをきっかけに、特に抗酸化作用の高い食材に興味を持つようになり、少しずつ自信の料理に使っていたというロブションさん。

 その後出会った医師が提案する食事療法をロブションさん自身が行っていることや、日本では「まだ少ない」がアメリカやシンガポールなど世界的にはベジタリアンが増えていることなどもあり、野菜料理のみのコースを開発した。

 日本では初提供となる同コース。可能な限り国内産のオーガニック野菜を使い、トマトやニンジン、ターメリック、ビーツなど抗酸化作用が高いといわれている食材をそれぞれの料理に「バランスよく」取り入れ、動物性脂肪がクリームなどは使っていない。内容は、前菜からデザートまでを野菜で構成した9品。価格は1万8,000円(サービス料、ドリンク別)。

 ロブションさんは「日本人は、動物性たんぱく質の摂取量が増え、米や魚をよく食べていたころと比べて体形が大きくなっていることからも食が人間に与える影響が分かる」と言い、「動物性たんぱく質を使った伝統的な料理も作っていくが、これからの料理は健康を考えたものになる」と話す。

 2004年の同施設開業に合わせオープンした同店。ロブションさんがプロデュースするレストランとして、地下1階~3階の4フロアで同店のほかガストロノミー、バー、パティスリー&ブーランジュリーを展開。ガストロノミーは、2007年の創刊以降「ミシュランガイド東京」で3つ星を獲得している。

 提供時間は18時~21時30分。9月30日まで。

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