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南青山「レクサス」拠点で地域振興プロジェクト「ダイニングアウト」

昨年5月に大分・竹田で開催した際の様子

昨年5月に大分・竹田で開催した際の様子

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 南青山・みゆき通り沿いのレクサスのブランド発信拠点「INTERSECT BY LEXUS TOKYO」(港区南青山4)で2月21日から、地域振興プロジェクト「DINING OUT」のショーケースイベントが開催される。

参加するシェフ4人

 食を通じて地域経済の活性化を目指す同プロジェクトは、博報堂DYメディアパートナーズ(港区)が2012年から主催している野外レストランイベント。グローバル化が進む中、「ローカルの多様性が重要なのでは」という問題提起から地域の新たな魅力の発見や価値化を図り企画。

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 開催する地域に合わせてメーンとなるシェフ1人を招き、その地域の食材を使った新たな料理を創作する。シェフはその地域に足を運んで食材探しをするなど、地元の人たちと協力しながら半年かけて準備。当日はコンセプトに沿った演出の中で来場者をもてなす。これまでに4地域で5回開催。関東在住者を中心に、開催場所と同じ県内などから20~70代の男女が来場したという。

 東京で初開催となる今回は、過去開催時に参加したシェフが今の時期の現地食材を使ってオリジナルコース料理を提供する。参加するのは、初日(21日)=広尾のレストラン「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」(渋谷区広尾5)オーナーシェフの下野昌平さんで、地域は沖縄・八重山。同22日=レストラン「TAKAZAWA」(港区)オーナーシェフの高澤義明さんで、地域は新潟・佐渡。同28日=レストラン「エスキス」(中央区)シェフ・エグゼクティブのリオネル・ベガさんで、地域は大分・竹田。3月1日=レストラン「HAJIME」(大阪市西区)オーナーシェフ米田肇さんで、地域は徳島・祖谷。

 メニューは未定だが、下野さんは前回も使ったアバサー(ハリセンボン)を使いたいとし、「自分が感じた不思議なマジックを体感いただければ」と参加を呼び掛ける。高澤さんは前回開催時と真逆の季節であることから「リサーチしなければ分からない」としながらもブリなどに注目。「あまり洗礼されたイメージはないかもしれない佐渡を、都会的に分かりやすく表現したい」と話す。

 前回提供した料理と「極力同じものを提供したい」と話すのはベカさん。竹田牛や牛乳、サフラン、山菜などの現地食材を使う予定。10~12品ほどを想定する米田さんは「行ってみないと分からない、インターネットには流れていない情報を皿の上に表現したい」と意欲を見せる。

 博報堂DYメディアパートナーズのビジネスインキュベーションセンター・グループマネジャーで、同プロジェクトの総合プロデューサー大類知樹さんは「本当はそれぞれの地域に行っていただくのが一番だが、そのきっかけになれば」と期待を込める。

 開催時間は19時~。定員は各回5組10人。参加料は1人4万3,200円(ペアリング・ドリンク付き)。現在ホームページで申し込みを受け付けている(2月8日まで)。