渋谷の「2.5次元ミュージカル」専用劇場、初回公演は「NARUTO」

キービジュアル©岸本斉史 スコット/集英社©ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2015

キービジュアル©岸本斉史 スコット/集英社©ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2015

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 国立代々木競技場の敷地内に2015年3月21日にオープンする「2.5次元ミュージカル」専用劇場「AiiA 2.5Theater Tokyo(アイア2.5シアタートーキョー)」(渋谷区神南2)の初回公演が、「ライブ・スペクタル『NARUT-ナルト-』」に決まった。

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 2.5次元ミュージカルとは、2次元で描かれた漫画やアニメ、ゲームを舞台化したもの総称。演者が登場人物の髪形や衣装を再現しているのも特徴。2003年の初演以来、現在も公演が続く人気公演「テニスの王子様」(通称テニミュ)を機に広く知れ渡るようになり、昨年は約70本の2.5次元作品が上演され、延べ160万人以上が観劇したという。

 同劇場は初の専用劇場として、多目的ホール「AiiA Theater Tokyo」を1年間(予定)限定で運用するもの。席数は800席ほど。多言語字幕システムの整備や外国人旅行客向けのツアー商品への組み込みなども推進する予定。

 同劇場初回公演となる同公演は、今年11月、15年の長期連載に幕を下ろしたことでも話題となった岸本斉史さんの漫画「NARUTO-ナルト-」が原作の作品。落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが仲間たちと試練を乗り越えながら成長していく姿を描く物語。忍者を題材にしていることもあり海外での人気も高く、8月現在の累計発行部数は世界で2億部を突破している。

 舞台では初期(単行本1~27巻)に準拠し、ナルトたちの少年期から、ナルトが友人でライバルの「うちはサスケ」と「終末の谷」で戦うまでを制作。芝居や歌、ダンス、アクロバットなど特殊演出を駆使するという。

 キャストは、うずまきナルト=松岡広大さん、うちはサスケ=佐藤流司さん、春野サクラ=伊藤優衣さん、我愛羅(があら)=須賀健太さん、はたけカカシ=君沢ユウキさん、三代目火影(ほかげ)=平川和宏さん、自来也(じらいや)=梅垣義明さん、大蛇丸(おろちまる)=悠未ひろさんほか。

 鑑賞料は、S席=7,500円、A席=5,000円。1月25日、各種プレイガイドで前売り券を発売する。同劇場での公演日は3月21日~4月5日、同29日~5月10日。

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