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シンガポールの次世代デザイナーズブランド、渋谷パルコに限定店

日本初出店に「うれしい」と口をそろえるデザイナーの(左から)ポリーン・リンさんとアレックス・ヨーさん

日本初出店に「うれしい」と口をそろえるデザイナーの(左から)ポリーン・リンさんとアレックス・ヨーさん

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 渋谷パルコ・パート1(渋谷区宇田川町)1階イベントスペースに3月27日、「PARCO next NEXT シンガポール次世代デザイナー期間限定ショップ」がオープンした。

10ブランドのアイテムを集積する売り場

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 PARCO(Singapore)Pte、シンガポールファッション協会、SPRING Singapore(起業家育成を支援する政府機関)が、シンガポールのファッションデザインにおける人材育成を目的に2010年3月から展開しているのがプロジェクト「PARCO next NEXT」。シンガポールの「パルコ・マリーナベイ」内に同名の店舗スペースを用意し販売も行っている。

 今回、約2年にわたるプログラムを終了したデザイナーが手掛ける10ブランドを紹介する。参加ブランドは、「Yumumu(ユームム)」「L’ILE AUX ASHBY(エル・オァ・アッシュ・ビー)」「PAULINE.NING(ポリーン・ニン)」「SOPHIELLE(ソフィーリー)」(以上レディス)、「Coupe-cousu(クプクス)」(メンズ)、「L’ILE AUX ASHBY(リル・オ・アシュビー)」(アクセサリー)など。

 「(日本でオープンできたことが)うれしい」と口をそろえるクプクスのデザイナー、アレックス・ヨーさんとポリーン・ニンのデザイナー、ポリーン・リンさん。渋谷の印象については、「新宿は百貨店のイメージがあるが、(渋谷は)若者向け、ファストファッション、ビームスやUAなど、いろいろなタイプの店があり感度がいい」(アレックスさん)、「多種多様な人がいて、バラエティーに富んだファッションがミックスされているのが面白い」(ポーリンさん)。

 シンガポールのファッション事情に関しては、メンズ・レディス共に「シンプルなもの、無難なものを好む」とし、若い女性を中心に「センスが磨かれてきているが、(小さい国なので)入ってくる商品が少ないのでウェブで買ったりしている」という。

 「気候の違いがあり難しかったが、(日本人の)反応が見られてうれしい。とてもシンプルだが、いろいろな色や素材を組み合わせている点を見ていただければ」とアレックスさん。ポーリンさんは「どんな商品が売れたか分かるのがいい。フェミニンな感じだが少し刺激的。ソーイングなどにも凝っている点を見ていただきたい」とアピールする。

 営業時間は10時~21時。4月4日まで。

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